大引けの日経平均は前日比4.97円高の20625.16円となった。東証1部の売買高は8億4123万株、売買代金は1兆3874億円だった。業種別では、証券、海運業、パルプ・紙が上昇率上位だった。一方、鉱業が軟調で、ゴム製品や建設業は小幅に下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の69%、対して値下がり銘柄は26%となった。
個別では、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>などが堅調で、ファーストリテ<9983>や任天堂<7974>は小高い。SUMCO<3436>や野村<8604>、太陽誘電<6976>は2%超の上昇。伊藤園<2593>やピジョン<7956>は決算が好感され、コナカ<7494>はサマンサJP<
7829>を持分法適用会社にすることが材料視されて買われた。中小型株では新サービス開始を発表したチェンジ<3962>などが物色を集め、アトラ<6029>は連日のストップ高となった。一方、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>などがさえない。ファナック<6954>やルネサス<6723>は2%超、アドバンテス<6857>は4%超の下落。一部証券会社のレーティング引き下げが観測された大日住薬<4506>も下げが目立った。また、公募増資の実施を発表したホットランド<3196>やレーティング引き下げ観測の東祥<8920>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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