*12:50JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は続伸、ファーストリテが1銘柄で約37円分押し上げ
12日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり137銘柄、値下がり83銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は続伸。232.71円高の29359.43円(出来高概算8億4592万株)で前場の取引を終えている。
11日の米株式市場でダウ平均は221.82ドル安(-0.66%)と4日続落。地銀のパックウェストの預金減少を受けて金融不安が再燃し、序盤に一時大幅に下落。連邦預金保険公社(FDIC)が大手銀に対し多額の追加負担を求める計画との報道も懸念された。一方、4月卸売物価指数(PPI)が予想を下回り、金利先高観の後退でハイテクの買いが相場を支援、ナスダック総合指数はプラス圏を回復し、+0.17%と小幅続伸。米ハイテク株高や為替の円安を受けて日経平均は73円高からスタート。取引開始直後は5月限オプション取引の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買で一進一退となったが、時間外取引のナスダック100先物が上げ幅を広げるなか、日経平均も早い段階で騰勢を強める展開となった。前場中ごろには29408円(281円高)まで上昇し、年初来高値を更新した。SQ概算値は29235円。
個別では、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、任天堂<7974>、HOYA<7741>など値がさ株が全般高い。ニチレイ<2871>、日清食HD<2897>、ヤクルト本社<2267>など食料品も堅調。前期実績が計画を上振れ市場予想を大幅に上回る今期計画を発表した神戸製鋼所<5406>、増益増配見通しおよび中長期の数値目標が好感された住友不動産<8830>が急伸。日産自<7201>は増益増配見通し、ホンダ<7267>は今期計画や自社株買いを材料に大きく上昇。ウシオ電機<6925>は今期減益見通しも大規模な自社株買いがサプライズとなり急伸。日本酸素HD<4091>は営業増益および増配計画が評価された。ほか、業績予想を上方修正した藤田観光<9722>、決算が好感されたところで電算システムHD<4072>、ニーズウェル<3992>、ユニプレス<5949>、LIFULL<2120>などが大幅高となっている。
一方、三菱UFJ<8306>、東京海上<8766>、郵船<9101>、川崎汽船<9107>、三井物産<8031>、ファナック<6954>、住友鉱<5713>、三菱重工業<7011>、INPEX<1605>など景気敏感株で軟調なものが多い。赤字決算となったソフトバンクG<9984>、今期が想定超の減益見通しとなった武田薬<4502>、今期2ケタ営業減益見通しの三菱地所<8802>、上半期計画が市場予想を下回ったSUMCO<3436>が大きく下落。ほか、1-3月期赤字決算のドリームインキュベータ<4310>、今期計画が市場予想を大きく下振れたJCRファーマ<4552>、業績予想を大幅に下方修正したI‐PEX<6640>、減益減配見通しが嫌気された新日本電工<5563>、芝浦メカトロニクス<6590>などが急落している。
セクターではパルプ・紙、精密機器、ゴム製品が上昇率上位に並んだ一方、石油・石炭製品、その他金融、保険が下落率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の49%、対して値下がり銘柄は47%となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約37円押し上げた。同2位は東エレク<8035>となり、アドバンテ<6857>、KDDI<9433>、コナミG<9766>、テルモ<4543>、ホンダ<7267>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約31円押し下げた。同2位はファナック<6954>となり、武田薬<4502>、トレンド<4704>、カシオ計<6952>、シャープ<6753>、ミネベア<6479>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 29359.43(+232.71)
値上がり銘柄数 137(寄与度+317.50)
値下がり銘柄数 83(寄与度-84.79)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 31510 370 +37.62
<8035> 東エレク 16240 355 +36.09
<6857> アドバンテス 12050 310 +21.01
<9433> KDDI 4398 86 +17.49
<9766> コナミG 7120 390 +13.22
<4543> テルモ 4218 86 +11.66
<7267> ホンダ 3727 145 +9.83
<7733> オリンパス 2451 70 +9.49
<6758> ソニーG 12805 250 +8.47
<7741> HOYA 15350 490 +8.30
<8830> 住友不 3362 242 +8.20
<6861> キーエンス 65570 1770 +6.00
<6902> デンソー 8285 162 +5.49
<2801> キッコマン 7860 150 +5.08
<6971> 京セラ 7271 69 +4.68
<4452> 花王 5170 133 +4.51
<7203> トヨタ自 1942.5 26.5 +4.49
<4519> 中外薬 3575 43 +4.37
<5108> ブリヂス 5551 129 +4.37
<9613> NTTデータ 1920 25 +4.24
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 4985 -153 -31.11
<6954> ファナック 4538 -60 -10.17
<4502> 武田薬 4426 -139 -4.71
<4704> トレンド 6530 -130 -4.41
<6952> カシオ計 1240 -97 -3.29
<6753> シャープ 917 -73 -2.47
<6479> ミネベア 2502 -61 -2.07
<8252> 丸井G 2401 -52 -1.76
<6326> クボタ 2047.5 -50 -1.69
<8031> 三井物産 4238 -45 -1.52
<8766> 東京海上 2730 -29.5 -1.50
<8802> 三菱地所 1621.5 -37 -1.25
<5713> 住友鉱 4401 -65 -1.10
<3659> ネクソン 2954 -16 -1.08
<8591> オリックス 2315.5 -28 -0.95
<5019> 出光興産 2819 -62 -0.84
<5333> 日本ガイシ 1707 -24 -0.81
<6841> 横河電 2438 -22 -0.75
<2802> 味の素 4811 -21 -0.71
<1963> 日揮HD 1632 -20 -0.68
<CS>
日経平均は続伸。232.71円高の29359.43円(出来高概算8億4592万株)で前場の取引を終えている。
11日の米株式市場でダウ平均は221.82ドル安(-0.66%)と4日続落。地銀のパックウェストの預金減少を受けて金融不安が再燃し、序盤に一時大幅に下落。連邦預金保険公社(FDIC)が大手銀に対し多額の追加負担を求める計画との報道も懸念された。一方、4月卸売物価指数(PPI)が予想を下回り、金利先高観の後退でハイテクの買いが相場を支援、ナスダック総合指数はプラス圏を回復し、+0.17%と小幅続伸。米ハイテク株高や為替の円安を受けて日経平均は73円高からスタート。取引開始直後は5月限オプション取引の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買で一進一退となったが、時間外取引のナスダック100先物が上げ幅を広げるなか、日経平均も早い段階で騰勢を強める展開となった。前場中ごろには29408円(281円高)まで上昇し、年初来高値を更新した。SQ概算値は29235円。
個別では、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、任天堂<7974>、HOYA<7741>など値がさ株が全般高い。ニチレイ<2871>、日清食HD<2897>、ヤクルト本社<2267>など食料品も堅調。前期実績が計画を上振れ市場予想を大幅に上回る今期計画を発表した神戸製鋼所<5406>、増益増配見通しおよび中長期の数値目標が好感された住友不動産<8830>が急伸。日産自<7201>は増益増配見通し、ホンダ<7267>は今期計画や自社株買いを材料に大きく上昇。ウシオ電機<6925>は今期減益見通しも大規模な自社株買いがサプライズとなり急伸。日本酸素HD<4091>は営業増益および増配計画が評価された。ほか、業績予想を上方修正した藤田観光<9722>、決算が好感されたところで電算システムHD<4072>、ニーズウェル<3992>、ユニプレス<5949>、LIFULL<2120>などが大幅高となっている。
一方、三菱UFJ<8306>、東京海上<8766>、郵船<9101>、川崎汽船<9107>、三井物産<8031>、ファナック<6954>、住友鉱<5713>、三菱重工業<7011>、INPEX<1605>など景気敏感株で軟調なものが多い。赤字決算となったソフトバンクG<9984>、今期が想定超の減益見通しとなった武田薬<4502>、今期2ケタ営業減益見通しの三菱地所<8802>、上半期計画が市場予想を下回ったSUMCO<3436>が大きく下落。ほか、1-3月期赤字決算のドリームインキュベータ<4310>、今期計画が市場予想を大きく下振れたJCRファーマ<4552>、業績予想を大幅に下方修正したI‐PEX<6640>、減益減配見通しが嫌気された新日本電工<5563>、芝浦メカトロニクス<6590>などが急落している。
セクターではパルプ・紙、精密機器、ゴム製品が上昇率上位に並んだ一方、石油・石炭製品、その他金融、保険が下落率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の49%、対して値下がり銘柄は47%となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約37円押し上げた。同2位は東エレク<8035>となり、アドバンテ<6857>、KDDI<9433>、コナミG<9766>、テルモ<4543>、ホンダ<7267>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約31円押し下げた。同2位はファナック<6954>となり、武田薬<4502>、トレンド<4704>、カシオ計<6952>、シャープ<6753>、ミネベア<6479>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 29359.43(+232.71)
値上がり銘柄数 137(寄与度+317.50)
値下がり銘柄数 83(寄与度-84.79)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 31510 370 +37.62
<8035> 東エレク 16240 355 +36.09
<6857> アドバンテス 12050 310 +21.01
<9433> KDDI 4398 86 +17.49
<9766> コナミG 7120 390 +13.22
<4543> テルモ 4218 86 +11.66
<7267> ホンダ 3727 145 +9.83
<7733> オリンパス 2451 70 +9.49
<6758> ソニーG 12805 250 +8.47
<7741> HOYA 15350 490 +8.30
<8830> 住友不 3362 242 +8.20
<6861> キーエンス 65570 1770 +6.00
<6902> デンソー 8285 162 +5.49
<2801> キッコマン 7860 150 +5.08
<6971> 京セラ 7271 69 +4.68
<4452> 花王 5170 133 +4.51
<7203> トヨタ自 1942.5 26.5 +4.49
<4519> 中外薬 3575 43 +4.37
<5108> ブリヂス 5551 129 +4.37
<9613> NTTデータ 1920 25 +4.24
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 4985 -153 -31.11
<6954> ファナック 4538 -60 -10.17
<4502> 武田薬 4426 -139 -4.71
<4704> トレンド 6530 -130 -4.41
<6952> カシオ計 1240 -97 -3.29
<6753> シャープ 917 -73 -2.47
<6479> ミネベア 2502 -61 -2.07
<8252> 丸井G 2401 -52 -1.76
<6326> クボタ 2047.5 -50 -1.69
<8031> 三井物産 4238 -45 -1.52
<8766> 東京海上 2730 -29.5 -1.50
<8802> 三菱地所 1621.5 -37 -1.25
<5713> 住友鉱 4401 -65 -1.10
<3659> ネクソン 2954 -16 -1.08
<8591> オリックス 2315.5 -28 -0.95
<5019> 出光興産 2819 -62 -0.84
<5333> 日本ガイシ 1707 -24 -0.81
<6841> 横河電 2438 -22 -0.75
<2802> 味の素 4811 -21 -0.71
<1963> 日揮HD 1632 -20 -0.68
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