日経平均;31974.23;+315.20TOPIX;2287.26;+13.72
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比315.20円高の31974.23円と、前引け(31944.31円)からやや上昇してスタート。ランチタイム中の日経225先物は31940円-32060円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=149.50-60円で推移。アジア市況は上海総合指数、香港ハンセン指数ともに上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。ただ、日経平均株価は32000円を下回って推移しており、上値の重い展開が続いている。中東情勢は、イラン外相が戦線拡大を示唆するなど決して楽観視できない状況が続いており、先行き不透明感が台頭。また、今晩は米国で9月小売売上高の発表を控えており、これを見極めたいとして大きな動きも控えられそうだ。引き続き個別の動きが見られている決算関連の銘柄に注目しておきたい。
セクターでは、サービス業、精密機械、情報・通信業が上昇をけん引。一方で、パルプ・紙、石油・石炭製品、非鉄金属が下落率上位に並んだ。東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ディスコ<6146>、メルカリ<4385>、アステラス薬<4503>、村田製<6981>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>が上昇。一方、任天堂<7974>、川崎船<9107>、三菱重工業<7011>、竹内製作所<6432>、DDグループ<3073>、ヨシムラフード<2884>、インテージHD<4326>、イオンファン<4343>などが下落している。
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