大引けの日経平均は前日比211.02円高の21591.99円となった。東証1部の売買高は13億8548万株、売買代金は2兆6698億円だった。業種別では、鉱業や石油・石炭製品が大幅に上昇し、サービス業や医薬品なども堅調だった。一方、空運業、食料品、電気・ガス業が下落率上位だった。
個別では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、キヤノン<7751>、ファーストリテ
<9983>、キーエンス<6861>などが堅調で、三菱UFJ<8306>は小幅高となった。2月工作機械受注の好調が買い材料視されたファナック<6954>、一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたコマツ<6301>は上げ目立つ。NY原油先物相場の上昇を受けて国際帝石<1605>などの関連銘柄も大きく買われた。また、自社株買い実施を発表したシンシア<7782>がストップ高となったほか、プロシップ<3763>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>などが軟調で、三井住友
<8316>、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>は小安い。JT<2914>は4%超安。海外投資家の売り観測が伝わった。また、今期の利益見通しを引き下げたアミューズ
<4301>のほか、鈴木<6785>やヴィンクス<3784>が東証1部下落率上位に顔を出した。
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