東京株式(大引け)=113円高、好業績銘柄中心に買われ反発
大引けの日経平均株価は前週末比113円78銭高の1万9310円52銭と3日ぶり反発。東証1部の売買高概算は17億6086万株、売買代金概算は2兆2177億1000万円。値上がり銘柄数は1337、値下がり銘柄数は571、変わらずは108銘柄だった。
名実ともに5月相場入りとなったきょうの東京市場は寄り付きこそ弱含んだもののその後は買いが優勢でじりじりと水準を切り上げた。大型連休の挟間であることに加え、アジアや欧州の主要市場が休場で外国人投資家の参戦が見込みにくいことから上値は重いとの見方が大勢だった。しかし実際は好決算銘柄を中心に海外ヘッジファンドなど短期資金の買いが観測され、全体株価を押し上げた。午前中に米議会が歳出法案に暫定合意したことが伝わり、ドルが買われ、為替が円安方向に振れたことから買い安心感が広がった。決算発表が本格化するなか、好業績銘柄を物色する動きが強い。東証1部上場銘柄のうち1300銘柄超が上昇し、売買代金も活況の目安とされる2兆円を上回っている。
個別では、東京エレクトロン<8035.T>が大商いで急騰したのをはじめ、半導体製造装置関連株に買いが集まった。ソニー<6758.T>、村田製作所<6981.T>なども物色人気となり、日東電工<6988.T>も値を飛ばした。オプトホールディング<2389.T>、日本ライフライン<7575.T>、enish<3667.T>、ショーワ<7274.T>などストップ高銘柄も相次いだ。このほかイトーキ<7972.T>が急伸、J-POWER<9513.T>、神戸製鋼所<5406.T>なども大きく買われた。
半面、JAL<9201.T>が急落、ファーストリテイリング<9983.T>も軟調。ペプチドリーム<4587.T>、山崎製パン<2212.T>、リコー<7752.T>などが大幅安となったほか、日本ゼオン<4205.T>、LINE<3938.T>の下げも目を引いた。りそなホールディングス<8308.T>が値を下げ、TOTO<5332.T>も売りに押された。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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