大引けの日経平均は前日比115.17円安の28791.71円となった。2020年末(27444.17円)比では1347.54円高となる。東証1部の売買高は7億2984万株、売買代金は1兆8438億円だった。業種別では、その他製品、水産・農林業、陸運業が下落率上位でその他も全般軟調。一方、ゴム製品、情報・通信業、鉄鋼など5業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の61%、対して値上がり銘柄は34%となった。
個別では、任天堂<7974>が2%の下落となったほか、ソニーG<6758>やファーストリテ
<9983>もさえない。ファーストリテは7日続落し、連日で年初来安値を更新した。郵船
<9101>やトヨタ自<7203>は小安い。国内外の新型コロナウイルス感染者数の増加が警戒されたようで、エアトリ<6191>やオープンドア<3926>といった旅行関連株の下げが目立った。また、エムアップ<3661>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>が堅調で、レーザーテック<6920>や東エレク<8035>は小高い。ZHD<4689>は3%超上昇したが、韓国ネイバーを巡る報道が手掛かり材料となったようだ。ハイデ日高<7611>は決算を受け、SCREEN<7735>は生産増強観測が報じられて買い優勢。また、ワイエイシイ<6298>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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