大引けの日経平均は前日比98.40円安の21658.15円となった。東証1部の売買高は9億2618万株、売買代金は1兆7301億円だった。業種別では、非鉄金属、輸送用機器、機械が下落率上位だった。一方、情報・通信業、医薬品、精密機器が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の66%、対して値上がり銘柄は29%となった。
個別では、東エレク<8035>やトヨタ自<7203>が軟調で、前日にストップ高を付けたアドバンテス<6857>はやや売り優勢だった。ファーストリテ<9983>も小幅ながら下落。ディスコ<
6146>やオムロン<6645>が前日発表した決算を受けて急落し、決算発表を控えたキーエンス
<6861>など他の半導体関連株やFA(ファクトリーオートメーション)関連株にも売りが波及した。また、イーブック<3658>や日清粉G<2002>が東証1部下落率上位に並んだ。一方、2号ファンド設立を発表したソフトバンクG<9984>のほか、ソニー<6758>や日本電産<6594>
がしっかり。日本電産の第1四半期は2ケタ減益だったが、成長期待が続いたようだ。任天堂<7974>は小幅に上昇した。好決算のエムスリー<2413>やNRI<4307>、本業ベースでの大幅増益が好感された富士通<6702>は急伸。また、エイトレッド<3969>はストップ高水準まで買われた。
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