大引けの日経平均は前日比486.54円安の26334.98円となった。終値としては3月16日以来の安値となる。東証プライム市場の売買高は11億7586万株、売買代金は2兆6353億円だった。業種別では、海運業、機械、精密機器が下落率上位で、その他も全般軟調。
一方、空運業、情報・通信業、保険業など4業種が上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の80%、対して値上がり銘柄は17%となった。
個別では、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>といった海運株が大幅に下落。前日大きく買われた東京電力HD<9501>は本日一転して3%超下落した。その他売買代金上位もソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>など全般軟調。決算発表銘柄ではライフコーポ<8194>やコスモス薬品<3349>が大きく売られた。また、公募による自己株式の処分を発表したブックオフGHD<9278>が東証プライム市場の下落率トップとなった。一方、NTT<9432>、KDDI<9433>、7&iHD<3382>は堅調。内需・ディフェンシブ関連株に投資資金が向いたようだ。任天堂<7974>は小高く引けた。今期大幅増益見通しのローツェ<6323>は商いを伴って急伸し、東証プライム市場の上昇率トップ。その他の決算発表銘柄でも高島屋<8233>などが買われ、アークランド<9842>やSansan<4443>は急伸した。
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