大引けの日経平均は前日比164.15円安の20388.16円となった。東証1部の売買高は12億2919万株、売買代金は1兆9334億円だった。業種別では、鉱業、海運業、鉄鋼が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、空運業、その他金融業、情報・通信業の3業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の67%、対して値上がり銘柄は29%となった。
個別では、ソフトバンク<9434>が4%の下落。ソフトバンクG<9984>が同社株の一部売却を発表し、株式需給の軟化が懸念されたようだ。三菱UFJ<8306>は断続的に下げ幅を広げ2%超の下落。その他売買代金上位ではトヨタ自<7203>などが軟調で、ソニー<6758>や任天堂<7974>は小安い。決算発表銘柄ではすかいらーく<3197>が3%近く下落した。また、アイロムG<2372>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクGは資産売却の進展が好感されて3%近い上昇。ファーストリテ<9983>や東エレク<8035>は小幅に上昇した。入国制限緩和に向けた議論が始まり、H.I.S.<9603>などが大幅高。中小型株では好決算のオイシックス<3182>が大商いとなり、仮想タッチパネルの共同開発が報じられたカーバイド<4064>はストップ高を付けた。
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