大引けの日経平均は前日比26.39円安の21785.54円となった。東証1部の売買高は14億8426万株、売買代金は2兆5298億円だった。業種別では、非鉄金属、海運業、精密機器が下落率上位だった。一方、石油・石炭製品、空運業、保険業が上昇率上位だった。
個別では、三菱UFJ<8306>やKDDI<9433>が小安く、東エレク<8035>、ファナック<6954>などもさえない。一部証券会社の目標株価引き下げが観測されたキヤノン<7751>は2%安。業績観測が報じられたライオン<4912>は3%超下落し、三井金
<5706>は非鉄金属市況の下落を受けて5%安となった。また、公募増資の実施を発表した大同工<6373>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>などはしっかり。トヨタ自<7203>や資生堂<4911>は小幅に上昇した。仮想通貨を金融商品取引法の対象に検討との報道を受けてマネックスG<8698>が5%超高。プライベートブランド(PB)
のフルオーダースーツ発売が伝わったスタートトゥ<3092>も後場買われる場面があった。また、海洋掘削<1606>は連日で買い気配のままストップ高比例配分となった。
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