東京株式(前引け)=日銀の金融政策を巡る思惑で大幅安も値上がり銘柄多い
23日前引けの日経平均株価は前営業日比294円43銭安の2万2403円45銭と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は7億7586万株、売買代金概算は1兆556億3000万円。値上がり銘柄数は1049、対して値下がり銘柄数は941、変わらずは110銘柄だった。
きょう前場の東京市場は、日経平均が大きく売り込まれる展開となった。米中貿易摩擦の問題が再び懸念要因として膨らんでいることに加え、日銀の金融政策の出口戦略に対する思惑から債券が大きく売られ、為替の円高を誘発し輸出株中心に売り圧力が強い。また、先物を絡めたインデックス商いで指数寄与度の高い値がさ株の下落が顕著であり、日経平均を押し下げている。なお、TOPIXは一時プラス圏で推移するなど底堅さを発揮、メガバンクや地銀など金融セクターの上昇が反映された。値上がり銘柄数は1000を超え値下がりを上回った。日経平均が300円前後の下げをみせるなかでは極めて稀なケースといえる。
個別ではファーストリテイリング<9983.T>が急落、任天堂<7974.T>、トヨタ自動車<7203.T>なども安い。ファナック<6954.T>も軟調。ファインデックス<3649.T>、エムアップ<3661.T>、東京製鉄<5423.T>などが大幅安となった。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが買われ、第一生命ホールディングス<8750.T>も高い。また値上がり率上位は、筑波銀行<8338.T>、千葉銀行<8331.T>など地銀株のオンパレード。このほかJT<2914.T>も堅調。バリューコマース<2491.T>が値を飛ばし、インソース<6200.T>も高い。
出所:minkabuPRESS
きょう前場の東京市場は、日経平均が大きく売り込まれる展開となった。米中貿易摩擦の問題が再び懸念要因として膨らんでいることに加え、日銀の金融政策の出口戦略に対する思惑から債券が大きく売られ、為替の円高を誘発し輸出株中心に売り圧力が強い。また、先物を絡めたインデックス商いで指数寄与度の高い値がさ株の下落が顕著であり、日経平均を押し下げている。なお、TOPIXは一時プラス圏で推移するなど底堅さを発揮、メガバンクや地銀など金融セクターの上昇が反映された。値上がり銘柄数は1000を超え値下がりを上回った。日経平均が300円前後の下げをみせるなかでは極めて稀なケースといえる。
個別ではファーストリテイリング<9983.T>が急落、任天堂<7974.T>、トヨタ自動車<7203.T>なども安い。ファナック<6954.T>も軟調。ファインデックス<3649.T>、エムアップ<3661.T>、東京製鉄<5423.T>などが大幅安となった。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが買われ、第一生命ホールディングス<8750.T>も高い。また値上がり率上位は、筑波銀行<8338.T>、千葉銀行<8331.T>など地銀株のオンパレード。このほかJT<2914.T>も堅調。バリューコマース<2491.T>が値を飛ばし、インソース<6200.T>も高い。
出所:minkabuPRESS
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