タグ:為替いろいろ のブログ1~7件 / 全7件 ★為替、成長、国民益と金融政策と政治 世の中には好景気が利益になるヒトと、不況が利益になるヒトがいる。 景気調整政策たる金融政策、為替を左右する金融政策は、両者の政治的綱引きで動く。 好景気が利益になるのは、一般国民、企業、企業からの政治献金で稼ぐ政治家である。 不況は利益になるのは、官僚・役所、労組活動家・左翼政党、景気対策で稼ぐ政治家である。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 官僚・役所の支配力は民間企業が弱まる不況でこそ強ま... ...続きを読む タグ:金融政策 為替いろいろ 官僚・役所 左翼・労組 マスコミ 登録日時:2016/10/15(12:26) 日本固有のリスクに注意 世界的に経済は回復局面にある。 欧州問題は危機頻発化だが、後になるほど株式市場へのダメージは小さくなっている(不良債権処理が進まない場合の最後のドテンは要注意ですが、、)。 米国は景気再低迷の気配が出れば、躊躇無くQE3を行うだろう。 中国は人民元切り上げペースを上げざるを得ないだろうが、そのペースは相変わらず緩慢で、この回復局面では大きな問題に至らないだろう(要するに危機の拡大先送り)。 この回復局面で... ...続きを読む タグ:マクロ分析 為替いろいろ 登録日時:2011/07/18(10:03) 中国の引き締め政策は遅すぎ!?(市場原理の歪み拡大) 小さいけれど、重要なニュース。 中国マネーサプライ前年比16%増。 金利・融資・物価・賃金・企業統合で統制的な引き締め政策を行っているものの、人民元切り上げペースが遅すぎ、結果的に十分な引き締めになっていないかも、です。 中国のバブリーは人民元安固定政策に起因しているのだから、人民元切り上げペースが適正引き締めへのカギになる。 マネーサプライのきわどい推移からは、切り上げペースが遅すぎることが示唆される(人... ...続きを読む タグ:マクロ分析 為替いろいろ 登録日時:2011/07/16(09:12) PIIGS問題は必然的ゆえ、その結末シナリオも強固。 PIIGS問題、二の丸、三の丸を飛び越えて、一気に本丸(イタリア)波及となりつつあります。 格付けにしろ、金利急騰にしろ、デフォルト(もしくは間接的デフォルトたるPIIGS向け財政支援)を十分しない以上、市場の歪みを解消しない以上、市場からの警告はこれからも続く。 ユーロ政策の歪みで、稼ぎの乏しい国(PIIGS)は、好況時には(実力以上の低金利になって)稼ぎ以上の借金を負い、不況時には(実力以上のユーロ高・... ...続きを読む タグ:マクロ分析 為替いろいろ 登録日時:2011/07/16(07:57) 為替レートの適正水準と金融政策 グローバル経済が広がり、資本移動が自由化した現在、為替レート(=中央銀行の通貨供給量)の適正水準は、その国の物価上昇率が潜在成長率に応じた適正範囲になる水準である。 日本は過去20年、明らかにその水準より円高気味(つまり諸外国比でデフレ気味)で推移。 こういうことは政治的恣意的に起きる現象であり、市場の歪みを蓄積する現象である。 ゆえに、いつかは大きな揺り戻しが来る。 円高・デフレで潜在成長率は低下していく... ...続きを読む タグ:マクロ分析 為替いろいろ 登録日時:2011/07/08(06:42) 購買力平価、実質実効レートで見て円高でない?(その2) 前の日記の続きです、、、 では、「実質実効レートで見て円高でない。ゆえに円高は問題でない」、、この論説はどうでしょう? 実は、この論説もお馬鹿です。 最大のお馬鹿な点は、実質実効レートを過去と現在で比較して、そこから円高でない、だから問題ない、とすり替えを行っているところ。 我々の生活にとって問題になるのは、実質実効レートの過去・現在の比較でなく、「実質実効レート・名目実効レート間の差... ...続きを読む タグ:マクロ分析 為替いろいろ 登録日時:2011/07/04(23:01) 購買力平価、実質実効レートで見て円高でない?(その1) 「今は、購買力平価、実質実効レートで見て円高でない。ゆえに今の円レートは問題ない」、、、この論説、ここ何年か良く目にします。 本日の日経にも、類似記事がまたまた、掲載されてました。 しかし、これ、正しくありません。 購買力平価と為替レートがつかず離れず動くのは、お金もモノの一種だから当然のこと。 円が不足すれば、円の価値が上がって、円ベースの物価は下がり(購買力平価ダウン)、同時に為替レートが円... ...続きを読む タグ:マクロ分析 為替いろいろ 登録日時:2011/07/04(22:58)