子供の頃、田舎にある祖母の家には怖くて怖くて入れない部屋がありました。　　その部屋は北向きで、日当たりが悪いので日中でも薄暗く、鬼の面が飾っており（今思えば般若だったのかも）、いつも何者かが潜んでいるかのように思えました。　　台所には十分な役目を果たした竈（かまど）。　お風呂は湯船に入る時に板を沈めて入る、五右衛門風呂。　トイレは母屋から離れた別棟にあり、汲み取り式で俗に言う、ポットン。　　あらためて見回すと、... ...続きを読む

先月滋賀で宿泊した農家民宿のたらいち邸　　高島市に惚れ込んだ移住者の方が宿の予約から食事の用意まで全てひとりでこなしている農家民宿です。　お若いながらもプロフェッショナルな仕事ぶりには感服いたします　　築150年とあって、今は無き祖父母の家を思い出します。調度品も遠い昔に見た憶えのあるものばかりで、どこか懐かしく思います　　また機会があれば泊まりたいお宿でした　　今年の冬はコロナとインフルの同時流行が懸... ...続きを読む

久々に英国料理。　お店は大阪在住のご夫婦がワンちゃんと過ごす別荘で、終末にはお客さんをお招きしているゲストハウスのようです　　妹の希望で立ち寄り、ランチを利用させて頂きましたが、私が頼んだのはフィッシュ＆チップス　　学生の頃「フィッシュ＆チップスが好き！」というと、いつも「ジャンクフード！」と返された懐かしい想い出　　本場英国でもタラはロシア産が多いそうで、国民食であるフィッシュ＆チップスのお店が激減しそ... ...続きを読む

竹生島は長浜市の沖合、琵琶湖に浮かぶ、
周囲2㎞、面積0.14km²の小さな島。

島の名前は「神を斎（いつ）く島」が由来とされ、
「いつくしま」が「つくぶすま」「竹生島（ちくぶしま）」になったと言われています。

島内には「竹生島宝厳寺」「都久... ...続きを読む

平清盛の甥、平経正は木曽義仲討伐に向かう途中、竹生島に訪れます。

琵琶の名手と名高い経正は、宝厳寺の僧たちに請われ、琵琶を奏でます。
弁天さまの前で秘曲「上玄（じょうげん）」「石上（せきじょう）」を奉納すると、神仏は白龍となり、経正の袖の上に姿を現します。

ちはやぶる神... ...続きを読む

竹生島（ちくぶしま）から長い雲がたなびいていました　　　まるで鳥の羽のような、まるで龍のような。　今まで見たことがないくらいの、長い長い雲でした　　　フェリー降場からの急な階段　狭い境内　湖に向かって組まれる竜神拝所　　　母の同行で行ったこともあり、　あまり調べずに行きましたが、　とても初めて来た場所とは思えない　　　帰りのフェリーでパンフレットを読んでいて、　「あっ」　と声を出しました　　　神を斎（... ...続きを読む

新春の風物詩、「長浜盆梅展」　盆梅とは鉢植えの梅で、梅の盆栽のこと。　高さが3メートル近い巨樹や　樹齢4百年とされる古木もあり、歴史・規模ともに日本一を誇る、盆梅展だそうです　場所は明治天皇京都行幸の行在所「慶雲館」。 庭園は七代目小川治兵衛の作で、　国の名勝に指定されています　蕾が多い印象を受けましたが、混雑していなかったこともあり、ゆっくり鑑賞できました　第69回長浜盆梅展 ...続きを読む

滋賀の食文化とお店がたまらなく好き 　「近江のまつりばやし」 と紅茶のセット 近江牛 鉄板焼き膳「壽」  　肉のすぐ後にケーキは食べられんと思ったけれど、 しっかり完食  　カフェ叶匠壽庵　長浜黒壁店　 ...続きを読む

梅の花に似た小さな花は梅花藻（ばいかも）。キンポウゲ科の淡水植物で、
水温が年間14℃前後の清流にだけ、生息すると言われています
　梅花藻が咲く地蔵川の源泉、居醒の清水は2008年「平成の名水百選」に選ばれし名水

その選考基準は、
水質が優れていること
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城下町はお菓子が美味しく、
「叶匠寿庵」「たねや」など
滋賀は比較的新しいお店が私の好み

和菓子のたねやさんがプロデュースする、
洋菓子の「CLUB HARIE」

彦根は石材店が多く感じましたが、
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琵琶湖岸を縁取るように、4kmにもわたり800本ものソメイヨシノが連なるという海津大崎。　「日本のさくら名所100選」に選ばれているそうです　　昨日は平日にも関わらず、満開を待ちわびているかのように、　多くの花見客でにぎわっていました　　少し風が強かったけれど、自転車に乗って桜のアーチをくぐり、　桜を満喫してきました　京都より滋賀の桜の方がお勧め、と仰る方がいましたが、納得です　今日の雨で散っていません... ...続きを読む

一目千本　近江彩る梅の郷　（パンフレットより）　　菓匠・叶匠寿庵が有する「寿長生の郷（すないのさと）」。　梅まつりが開催されるとの事で、行ってきました　　郷内は梅が満開で、また各所至る所で花々が活けられており、　目を楽しませてもらいました　　爆食い、したーーーい　　和菓子のバイキングが目的だったのですが、　ありがたいことにお昼に頂いた近江牛の陶板焼きだけで、　おなかがいっぱいになってしまいました　　今回... ...続きを読む

（写真左）　信楽高原鉄道　（写真中央）サンタ姿のたぬき　（写真右）　奥田忠左衛門窯の登り窯　　山に登る時は山ガール、飛行機に乗る時には空美ちゃん。　そして、今回の私は「鉄子」です　　昨年9月15日の台風18号により橋げたが崩落、　以来運休していた信楽高原鉄道が先月11月29日に運行再開！　記念のハイキング(12/7)です　　信楽焼は日本六古釜（瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波立杭・備前）のひとつ。　1951年小... ...続きを読む