唯我さんのブログ
ドツボスパイラル遮断
トレーダーが損失を拡大させるときには、およそ2パターンある。
一つは、ジワジワ負け続けているとき。一つは、大勝ち連勝したあと。
バブル末期や、メイチ張り型のトレーダーを除けば、先に対応策を練った方がいいのは、連敗しているときに資金を守る「ジワジワ負け続けているとき」対応だ。
そのときの損失パターンは
(スタート)頑張っても頑張っても負ける
→ 損失を取りかえそうと焦る
→ 投入資金を増やす + 安易で無理なエントリーをやる
→ 損失が拡大する
まず、やってもやっても負ける、頑張って負ける、今までは勝てていたのにということは、その時使っているルールでは勝てない時期に入っているってことだ。
つまりは、「少々の腕じゃ勝てねぇ時期にいる」ってことなのだ。
そんな時期に、損失を取り返そうとして投入資金を増やしても、自滅路線をまっしぐら。少々の腕じゃ勝てない時期ならば、余計にルール通りきっちりやって負ける回数を減らしながら、じっと耐えなきゃならんのに、逆にエントリーの条件をゆるくして無理なエントリーをやっちまう。
勝ちにくい時期に無理なエントリーをすれば、負けが増えるのはあたりまえで、にもかかわらずポジションを大きくとれば、損失が拡大するのはもうあたりまえすぎて話にならない。
何を隠そう、隠していないが、やっていたのは勝てなかった頃のあっちだ。もっといえば、負けないレベルに達していなかった頃のあっちだ。
トレードは負けないようになれなければ、勝てるようにはなれない。負けないというのは、想定日数5日や10日程度のスイングトレードなら、トータルで総資金の1割減未満で抑えることを言う
負けのドツボスパイラルに入ってしまったら、とにかく負のスパイラルを切らねば巨大出血が待っている。
勝てない時期は、一目でこれいける、これ鉄板という形でさえなかなか勝てない。そんな時期に、じっくり分析しないとエントリー出来ない形に入っても負けるだけだ。
やるべきは、投入資金を減らしてポジションを小さくして、自分のルールにがっちり入るものにしかエントリーせず、エントリー回数を減らす。もしくは、休む。
これだけエラソーに断言できるのは、断言できるだけはイタイ目みまくりましたと言っているのだ。
威張れた話ではないところがつらい。
見てれば傾向がわかる。
デイトレはやらない。
儲かっても、株やが儲けてるだけ。