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ヘッジ・ファンドの換金売り主導で大幅反落

昨日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA +287.97 @25,826.43, NASDAQ +110.98 @7,441.51)。ドル円為替レートは113円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が125に対して、下落銘柄数は1,960となった。騰落レシオは118.26%。東証1部の売買代金は2兆7343億円。

TOPIX -40 @1,649
日経平均 -539円 @22,036円

前日の米国株式相場は大幅続伸したが、TOPIXも日経平均も大幅反落した。日経平均は前日までに7日連続で上昇していたので、利益確定売りが出やすいタイミングではあった。7日間の上げ幅を1日で半分帳消しにした。米長期金利が低下して、円高・ドル安が進行したことも今日の株安の背景の一つだが、それだけでは下げ過ぎである。最大の原因は海外ヘッジ・ファンドによる換金売りだと見られている。今年のヘッジ・ファンドの年初来の運用成績はマイナス5%と低迷しており、特に世界株安となった10~11月は過去数年で最も悪かったファンドも多く、投資家からの解約に備えて株を売って現金化しているとの観測がある。他方、米短期金利と長期金利の利回りが逆転し、逆イールドとなっている。逆イールドは景気後退の兆候とされており、株式市場は警戒している。

日経平均の日足チャートを見ると、今日は長大陰線で反落したが、もう少し下げても21,900円辺りで止まるのではないかと見ている。

33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、石油・石炭(2位)、建設(3位)、ガラス・土石(4位)、その他製品(5位)となった。

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