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「ファーウェイ・ショック」で大幅安

昨日の米国株式相場はブッシュ元大統領の追悼式のため休場だった。ドル円為替レートは112円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が253に対して、下落銘柄数は1,828となった。騰落レシオは96.10%。東証1部の売買代金は2兆7165億円。

TOPIX -30 @1,611
日経平均 -418円 @21,502円

米国の要請でカナダ当局が中国の通信機大手、ファーウェイの副会長を逮捕した。当然、中国側は反発しており、米中の関係改善期待が後退した。これを嫌気して、TOPIXも日経平均も大きく続落した。日経平均は一時600円ほど下げた。香港株式市場が大幅安となり、シカゴ市場の時間外取引でも米株価指数先物が下げた。長短金利が逆転して米景気先行きは景気後退が懸念されている中での追加の悪材料が飛び出してきたと言える。悪い時には悪いことが重なることが多い。だが、いつまでも下げ続けないのも相場である。早晩、下げ止まる。とは言っても、その後は力強く反発を続けるとも思えない。2019年は米国で大型減税の効果が一巡しているはずであり、世界的に景気が減速すると見ておくのが現実的であろう。今年2月と10月の株価急落は米長期金利の上昇が債券の魅力を上げ、株の魅力を下げることにより起こったが、今回の株価急落は米長期金利が低くなっているのに起こった。景気の先行き不安を織り込んでいるのかもしれない。

日経平均の日足を見ると、11月21日安値@21,243円辺りまで下げてから下ひげを引いてやや戻し、下ひげを引いた陰線で終えた。昨日の陽線に対してたすきを掛けるように陰線で下げた。短期的なベクトルは下向きだが、戻そうとする力も強い。

33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、電気機器(1位)、医薬品(2位)、精密機器(3位)、機械(4位)、証券(5位)となった。


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