元祖SHINSHINさんのブログ
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「KABAB HOUSE」インド料理店
書籍レシピをみて試作してみた、
トマト・タマネギベースのチキンカレーをすぐに発見したが、過去に食したことのあるエビカレーを久しぶりにオーダーした。
それとプレーンのナン。
人懐っこそうなインド人の男性店員が、
マンゴーのドリンクがとっても美味しい、しかもプラス100円でイイと
誘ってきたので、素直に乗ってみた。
辛さは5段階ほどあって、
クラス2「普通」を選んだら、
先の店員が、それではちっとも辛くないという。
クラス3にした。
この店は、地面へ直置きした看板しかないので、
道路に面しているというのに
油断していると車では見逃してしまいそうな場所に建っている。
近所には、スペイン酒場「ヒラソウル」と山田うどん、セブンイレブンがあったりする。用田辻交差点から茅ヶ崎方面へ向かって。
職場の帰りに自宅方面へ向かう途中、
通り過ぎてしまいそうになりながら、なんとか右折して駐車場に入った。
店にはいってすぐみえる厨房には、インド人らしい調理人が2人見えた。
すぐにマンゴードリンクと野菜サラダが出てきた。
たしかに旨い。
幸い、花粉症も峠をこえて、最近は嗅覚も生きている。
5分か10分ほどして、40cmくらいある大きなナンが出来上がり、
10分か15分ほど経つと、エビカレーが差し出された。
エビカレーを口にすると、
すぐにうまさがダイレクトに脳みそへ直撃してくる。
なによりも、素晴らしいコクが口一杯に広がってくる。
こうなると、ただただひたすら、ナンとカレーを交互に口に運ぶより他にない。
ただし、あまりの旨さに興奮してしまったのか、
嗅覚が中盤から死んでしまい、味が不明になったのは残念だった。
*
中華料理の大将に、
このカレー屋の話をふってみたら、
おそらく具材別にダシもしくはルーを作り置きしていることはないだろうと
言っていた。
そんな手間暇をかけられるわけがないって。
それが大将の見立てだった。
*
「まったく、頭に来るくらいエビカレーが旨くって、まいっちゃうって。
メニューには40種類ほどカレーが並んでいるけれど、
どうやって具材別にダシもしくはルーを作り置きしているの?」
人懐っこい店員に訊いてみた。
愛想をみじんも崩さずに、なんのためらいもなく店員はこう答えた。
「そーいうやり方ではなくって、すべて注文を受けてから調理しています、フフフ」
へーそりゃ驚いたよ、ありがとう、絶対にまた来るからと答えながら、
中華料理の大将がこの店にすぐに飛んでくる姿が眼に浮かんできた。
年中無休、午前11時から午後11時まで営業している。
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