kabukabumanさんのブログ
おい!日銀、こら!評論家
週明けの日経平均は律儀にもCMEにぴったり鞘寄せする形で始まりましたが
外国人投資家にとってこれほど分り易い市場は他に類を見ないと思います。
これだから日本人は狩猟民族に舐められるんでしょうね。
ところで先週からの株価急落について
経済評論家やアナリストは口を揃えて「高値警戒感が強まった」とか「金利の上昇が・・」などと
警鐘を鳴らす様な発言をしています。
しかし専門家の肩書を持つ者なら、警戒という言葉は暴落前に注意喚起として発するべきで
暴落が起こった後で警戒だの注意だのと言われてもそれは順序が逆というものです。
これでは我々個人投資家は相場そのものを警戒する以前に
専門家の発言を警戒しなくてはなりません。
尤も相場観は十人十色どころではなく百人百色と言ってもいいくらいで
超能力者でない限り先の予想が当たり続けることなど絶対にありません。
「相場は相場に聞け」という格言が生まれたのはその所為だと思いますし
今なら差し詰め「相場はヘッジファンドに聞け」が正解かも知れません。
さて昨日は後場に入りREIT指数がプラスに転じ、不動産株の一角が若干買い戻された様ですが
指数が上昇した時間帯を考えると恐らく日銀の介入があったのではないかと思います。
しかし冷え込んだ投資家マインドを支えるほどの力は無く
結局引けにかけて利益確定売りが先行したのではないでしょうか。(ただの推測です)
個人的に思うのは株も為替もそうですが、介入しても焼け石に水で終わりそうな時は
最初から何もしない方がマシだということです。
結局余計な資金を失うだけで、むやみに健全な調整を捻じ曲げたり
反動で逆効果を招くリスクが高まるだけだと思います。
つまり前場でTOPIXが1%以上下げたらETFやREITを購入するという
プログラム売買的な介入ではなく、相場全体の流れを読んで臨機応変に対応すべきでしょう。
おまけに購入時間帯は決まって午後1時15分頃で
相場で手の内を明かすのは馬鹿としか言い様がありません。
そもそも株式市場に介入するのは日銀の仕事ではなく
専門家集団からなる政府系ファンドを立ち上げ役割分担をするべきで、そうすれば
「13時15分にETFを購入しますから事前に買ってその時間帯に売りなさい!」などという
馬鹿げた介入は無くなリます。
因みに、株価の急落をきっかけにアベノミクスに対する批判的な論評が目立つ様になりましたが
所詮低次元の揚げ足取りとしか思えません。(中には異次元級も居そうです)
少なくとも状況が一変した時点で発言内容も一変する様な
信念に欠けるマスコミや評論家には耳を貸さない方が賢明です。
何故ならアベノミクスの成果が明確になるのはまだ先のことであり
現状は「山高ければ谷深し」という状況だと思います。
しかし逆に考えれば「谷深ければ山高し」です。
今は目先の株価に一喜一憂するのではなく、こういう時こそ客観的な判断が必要です。
つまり国内に関しては金融政策の効果が表れるであろう半年~1年先を見据えること
外部要因としてはQE3の行方、ユーロ危機の行方、中国の景気動向などに注目しておくことが
重要だと思います。
ルパンさん初めまして、コメント有難うございます。
私の相場観なんて街角の占い師と同じで滅多に当たることはありません。
ただ状況の変化に柔軟に対応することだけは常々自分に言い聞かせています。
これからも宜しくお願いします。
m(_ _)m
全く貴方の言われる通りだと思います。
後からなら何とでも言えますよね!
相場感は貴方の考え方に賛成ですね
今後も宜しくです(^O^)
ももとふファンさん初めまして、コメント有難うございます。
もう民主政権のことは思い出したくもありませんね。 (^_^;)
それにしても金色の招き猫とは素晴らしい!
お蔭で今日は良い事が起こりそうな気がして来ました。
持ち株にS高続出とか?・・・間違ってもそれはないか (^∇^)アハハ
おっしゃる通りです。
大半の評論家はあと出しジャンケン得意ですからネ。 アアベノミクスについても特に代替案も無しに批判だけ。
じゃまた民主にもどりますか てね。
お邪魔しました~。^^