DRAGON'さんのブログ
3号機にホウ酸注入、再臨界防止に1・2号機も
本当に後手後手だねぇ…。
正直原子炉の内部温度の上昇速度の速さを考えると間に合わないんじゃないかこれ?
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110515-OYT1T00561.htm
”東京電力は15日、福島第一原子力発電所3号機の原子炉で再臨界が起きないよう、原子炉の冷却水に、中性子線を吸収するホウ酸を溶かした上で、同日から原子炉への注水を始めたと発表した。
1、2号機も今後、同じ措置を取る。
再臨界は連続的な核分裂が再び起こる現象。1~3号機の原子炉圧力容器には当初、冷却のために海水を注入した経緯があり、東電はその塩分が中性子線を吸収すると見ていた。ホウ酸を冷却水に溶かすのは、冷却水を海水から淡水に替えて以降、塩分濃度が下がっていると見られるためだ。
一方、3号機の圧力容器は、上端部の温度が急上昇している。東電は「注水用配管から水が漏れている可能性がある」として、12日からは別の配管を追加し、二つの配管で毎時計12トンを注水した。14日からは注水量を毎時計15トンに増やしたが、上端部の温度は15日午前5時までの24時間で46・5度上昇し、297度になった。東電は、「注水がまだうまくいっていない」と見ている。”
冷却して止めるって話だからてっきりオイラはホウ酸を入れ続けるてるものかと思っていましたが…。
ちなみに別ソースから必要な所を抜粋しておくと…
http://www.asahi.com/national/update/0515/TKY201105150320.html
”ホウ酸は原子炉内で連鎖的な核反応(臨界)を抑える効果がある。事故発生直後にも入れたが、炉心を冷やすための注水でホウ酸の濃度が薄まっていると考えられ、念のために足すという。”
…普通、こう言うのって常に最悪を考えて行うものなんじゃないのかなぁ?
まぁこれで東京電力は何も考えてないってのが良く分かりましたね。
温度の上昇速度からして再臨界は、ほぼ確定でしょう。
もしも今度、爆発したら既に遮蔽物が無い以上、放射性物質が大量にまかれて人が住めない地域が大幅に増えるんじゃないですかね?
…どうにかなるんですかね?これ。
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おはようございます。コメントありがとうございます。
まぁ広島、長崎の後に福島が並ばない様に政府と東電には頑張って欲しいですね。
では、失礼します。