ウォッカさんのブログ
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これもQE2の副作用
チュニジアから始まった反政府デモ アルジェリア、イエメン、ヨルダン、エジプト、サウジ、モーリタニアと
北アフリカから中東へ飛び火している。
共通点を挙げると
高失業、物価高(特に食料品)、貧富の差、長期政権・政治の腐敗
これもアメリカのQE2の影響だと思う。
QE2により、商品(食料・資源)相場上昇。これが発展途上国の物価高を引き起こしている。
大した産業がなく、資源も食料も輸入に頼っているような国は悲惨である。
デモが起こっている国はサウジを除くと、この悲惨な国に該当する。
話はちょっと変わって
資源高は企業収益を圧迫する。
3Qの決算が始まりましたが、3Qは資源高の影響により、下方修正するような企業が多くなるかもしれない。
資源価格上昇分を販売価格に転嫁できるかが明暗を分けそうです。
鉄鋼業界は苦しそうですね。 ゴムはどうでしょう?
※商品相場の高騰
商品相場の高騰はQE2だけではなく、新興国の経済発展により実需が増えているという要素も多い。
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関連銘柄:
JFE(5411)
金融緩和の副作用ですね。
食料品も投機対象になって値上がりしています。
新興国が発展して実需は増えているという理由もあると思いますが。
新興国は経済成長をする上でインフレを戦うのはしょうがないかもしれません。
後進国が食料品の値上がりでとばっちりを受けているのはこまりものです。
食料価格の急騰は,途上国の政治を不安定にしそうで怖いですね。
これによって新興国の経済成長にブレーキがかからないように,G20などで手を打つ必要がありそうですね。新興国経済がダメになると,先進国はもっと困りますから。
今後も目が離せない問題ですね。