株主優待のもらい方と受け取るまでの流れ
ここでは株主優待初心者にもわかりやすいように、株主優待のもらい方、受け取るまでの流れについて解説します。
どのタイミングで持っていれば株主優待がもらえるのか?株主優待の賢い買い方など、株主優待をもらうまでの流れをイメージしてみましょう!
欲しい株主優待を探す
株主優待を始めたばかりの人に人気でおすすめなのは、やはり最低投資金額が低く(5〜6万円以下)、配当+優待利回りの高い銘柄です。
中でも自社商品がもらえる北の達人コーポレーション(2930)や、ジュンク堂書店などで利用可能な商品券がもらえる丸善CHIホールディングス(3159)。カラオケ店シダックスで利用可能な優待券がもらえるシダックス(4837)などが人気です。
あなたの欲しいと思う株主優待を、このサイトや証券会社のページで探してみてください。
『権利付き最終日』までに必要な株数を購入する
欲しい株主優待が決定したら、その優待がもらえる銘柄の株を『権利付き最終日』までに購入し、翌日まで保有している必要があります。
株主優待の権利が発生する最終日。この日までに株を買って翌日(権利落ち日)まで持っていたら、優待が貰えるようになります。
※類似用語に『権利確定日』というのがあります。これが株主優待の権利をもらえる権利が確定する日なのですが、証券会社の手続きなどの決まりで、権利が確定する日の2日前(権利付き最終日)までに株を購入しておかないと、優待の権利が貰えません。
「権利付き最終日までに株を買って、翌日まで持っておく」という事だけ覚えておくといいでしょう。
また各銘柄ごとに、株主優待をもらうのに必要な株数が決まっているので、注意が必要です。
ほとんどの銘柄は100株以上購入する事で株主優待がもらえますが、中には1株で株主優待がもらえる銘柄があったり、500株以上でないと株主優待がもらえない銘柄もあります。
『権利付き最終日』を利用して賢く買う
この『権利付き最終日』ですが、株主優待の権利を得るために駆け込みで株を買う人も増えてきます。
つまり、『権利付き最終日』に向けて株価が上昇してしまう、という事が珍しくありません。
そこを狙い、『権利付き最終日』を過ぎ株価が下落したタイミングで株を買う。という方法も覚えておくと良いでしょう。
株主優待をもらえるタイミングは遅れてしまいますが、より少ない金額で株主優待を貰えるならお得ですよね。
株主優待が送られてくるのを待つ
株主優待の商品は自宅に届きますが、権利確定月にすぐ送られてくるわけではありません。忘れたころの3ヶ月後などしばらく日数が経った頃に郵送などで送られてくることが多いので楽しみに待っていましょう。
楽しみで待ちきれない場合は、企業のHPなどをみると発送される日が明示されているところもあるのでご確認ください。
証券会社の口座開設が必要
株主優待を貰うためには証券会社に口座開設する必要がありますが、手数料の安いネット証券がおすすめです。
口座開設の申し込みをすると、不備が無ければ1週間程度で口座開設が完了します。(証券会社によって日数は違います)
証券会社は多数ありすぎて、どれが良いのかよくわからなくなりますよね。
申し込みは面倒かもしれませんが、開設手数料はどの証券会社も無料なので、試しに口座開設して利用しやすそうな証券会社を見つけてみるのもいいかもしれません。
1つだけに絞りたいなら、優待情報が充実して検索もしやすい SBI証券 が人気でおすすめです。