10月の株主優待おすすめ銘柄５選

　神戸物産(3038)の全国展開する食品スーパー「業務スーパー」は、高品質＆低価格なPB商品が人気。自社で原料の調達から商品開発まで行う体制を構築することでコストカットを実現しています。
　また、独自の仕入れルートを持ち、ここでしか買えない商品を多数陳列。安さもさることながら“替えのきかない品揃え”が同社の強みとなっています。

　株主優待は年1回、10月末時点で100株以上保有の株主に対し、保有数と期間に応じて1000円～2万円相当の自社商品券が贈呈されます。

　スマートフォンアクセサリー製造・販売のＨａｍｅｅ(3134)。ロングセラーのiPhone向けスマホケース「iFace」シリーズを始め、市場ニーズを捉えた数々のグッズを展開しています。
　また、同社が創業時から運営してきたECサイトのノウハウを結集して開発したネットショップ販売管理システム「ネクストエンジン」が第2の柱として成長。導入企業数は4000社を超え、拡大を続けるeコマース市場の牽引役としても頭角を表しています。

　株主優待は年2回、10月末と4月末時点で100株以上保有する株主に対し、自社通販サイト「Hamee」本店または「ネクストエンジン」で利用できる1500円のクーポン(年間3000円相当）が贈呈されます。

　合成樹脂繊維大手の萩原工業(7856)の扱う製品は多種多様。耐水性・耐候性に優れ軽くて丈夫、その上加工しやすい合成樹脂繊維は、シートや人工芝、粘着テープなど様々な製品に姿を変えます。
　代表的商品であるブルーシートは工事現場の必需品で、資材の保護・保管、防音・防塵、作業の安全確保など、至るところで活躍しています。
　同社はホームセンター向けの製品としてレジャーシートやマスキングテープなども販売しており、合成樹脂繊維製品が身近な生活にまで浸透していることがわかります。

　株主優待は年1回、10月末時点での保有株数と保有期間に応じて1000円～6000円相当の自社製品やクオカード、本社のある岡山県の特産品など複数から選択できます。

　お料理好きの方におすすめなのが正栄食品工業(8079)の株主優待。
　食品専門商社で乳製品・油脂とナッツ・ドライフルーツや缶詰に強い同社は、10月と4月の年2回、100株以上の保有でナッツやチョコレート、パスタなどの自社製品詰め合わせがもらえるほか、500株以上の保有で自社通販カタログの商品が50％割引される優待券が年間2枚～10枚贈呈されます。

　食品専門商社の直販とあって種類が豊富で、小売店であまり値引き販売されない商品が購入できるのが嬉しいですね。

　新潟県を中心に書籍・ソフトなどの複合店舗「蔦屋書店」を展開するトップカルチャー(7640)。「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブとは1987年以来、30年にわたるフランチャイズの間柄です。
　株主優待でもらえる「TSUTAYAギフト券」は、蔦屋書店はもちろん全国のTSUTAYAで使用できるので使い勝手抜群。

　10月末時点で500株以上保有の株主に対し、保有数と期間に応じて2枚(1000円相当)～6枚(3000円相当)が贈呈されます。読書や映画・音楽鑑賞にゲームなどが趣味の方は要チェックではないでしょうか。