―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の1月31日から1日の決算発表を経て2日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 あじかん <2907>
23年3月期の連結営業損益を従来予想の6億円の黒字→5000万円の赤字(前期は5億6000万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.4 ニチダイ <6467>
23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は1400万円の赤字(前年同期は2億9800万円の黒字)に転落した。
▲No.5 コラボス <3908>
23年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比16.4%減の6100万円に減ったが、通期計画の5900万円に対する進捗率が103.4%とすでに上回り、さらに5年平均の75.1%も超えた。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9955> ヨンキュウ 東S -8.51 2/ 1 3Q 1.58
<2907> あじかん 東S -5.30 2/ 1 3Q 14.50
<7446> 東北化学 東S -0.89 2/ 1 1Q 18.86
<6467> ニチダイ 東S -0.52 2/ 1 3Q 赤転
<3908> コラボス 東G -0.29 2/ 1 3Q -16.44
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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