個別では、メルカリ<4385>が週間で4.8%高、そーせいグループ<4565>が同4.8%高となるなどマザーズ時価総額上位は全般堅調。Sansan<4443>は同9.8%高と大きくリバウンドした。売買代金上位ではJTOWER<4485>やマクアケ<4479>といった直近IPO銘柄が買い優勢。また、政策の追い風への期待からITbook HD<1447>が物色を集め、週間のマザーズ上昇率トップとなった。反面、直近IPO銘柄でもフリー<4478>やスペースマーケット<4487>は利益確定売り優勢で、業績下方修正を発表したトゥエンティーフォーセブン<7074>が下落率トップだった。ジャスダック主力ではハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同9.1%高、東映アニメーション<4816>が同10.2%高と大きく上昇。ワークマン<7564>は高値もち合いで同0.7%高となった。売買代金上位では協和エクシオ<1951>などとの資本業務提携を発表したネクストジェン<3842>が急伸。ソレキア<9867>は1週間で株価がおよそ2.3倍となった。反面、ダイヤ通商<7462>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。IPOでは5社が新規上場し、WDBココ<7079>が公開価格の2倍超、AI inside<4488>とスポーツフィールド<7080>が3倍超の初値を付けた。
今来週の新興市場では、名実ともに新年相場入りし、投資家の取引再開とともに本格的な資金流入が見込まれる。年初来高値圏の日経平均や日経ジャスダック平均に対し、マザーズ指数はなお出遅れ感が強い。IPOラッシュや年末要因の売りが一巡し、株式需給の改善も期待される。なお、日本の連休中には米中経済指標の発表などが予定されているが、米中貿易合意への期待が投資家心理を支えるだろう。
今来週は、1月10日にウエストHD<1407>、ブロッコリー<2706>、エルテス<3967>、エクスモーション<4394>、エヌ・ピー・シー<6255>、SERIO HD<6567>などが決算発表を予定している。年末年始には先端技術に関する特集が各種メディアに掲載され、関連銘柄への関心も高まりやすい。IPO空白期間に入り直近上場銘柄にも物色の矛先が向かいやすいところだが、過熱警戒感との綱引きになりそうだ。
IPO関連では、コーユーレンティア<7081>(2月7日、ジャスダック)、ジモティー<7082>(2月7日、マザーズ)の新規上場が発表されている。2020年最初のIPOとなる見込み。全国の無料広告の掲示板サイトを運営するジモティーは知名度が高く、投資家の関心を集めそうだ。なお、19年は86社が新規上場し、このうち76社で初値が公開価格を上回った。公開価格に対する初値の騰落率は平均で+85.3%となった。
<HK>
この銘柄の最新ニュース
ソレキアのニュース一覧- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … HENNGE、enish、ヨネックス (11月8日発表分) 2024/11/11
- 2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) 2024/11/08
- ソレキア、上期経常は36%増益で着地 2024/11/08
- <09月11日の陽線包み足達成銘柄(買いシグナル)> 2024/09/12
- 2025年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) 2024/08/09
マーケットニュース
- 本格普及期へ突入、テスラ効果で「自動運転関連」は大相場確変モード <株探トップ特集> (12/23)
- 明日の株式相場に向けて=ビッグデータやクラウド周辺株に勝機 (12/23)
- 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い地合い継続も過度な円安は抑制 (12/23)
- 23日香港・ハンセン指数=終値19883.13(+162.43) (12/23)
おすすめ条件でスクリーニング
ソレキアの取引履歴を振り返りませんか?
ソレキアの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。