泉州電、上期経常を一転12％増益に上方修正・最高益、通期も増額

　泉州電業 <9824> [東証Ｐ] が3月4日後場(14:00)に決算を発表。24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の連結経常利益は前年同期比22.5％増の27.7億円に伸びた。
　併せて、11-4月期(上期)の同利益を従来予想の44億円→50億円(前年同期は44.8億円)に13.6％上方修正し、一転して11.6％増益を見込み、3期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の89億円→95億円(前期は87.7億円)に6.7％上方修正し、増益率が1.5％増→8.3％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　直近3ヵ月の実績である11-1月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の7.2％→7.8％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　電線の主材料である銅価格が高値で推移したことに加え、自動車向け及び建設・電販向けの売上高の増加等により、売上高及び利益がそれぞれ前回予想を上回る見込みとなりました。（注）上記の予想につきましては、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。