東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1200を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、鉱業、倉庫運輸、石油石炭など5業種が上昇。一方、鉄鋼、証券商品先物、不動産、医薬品、その他製品など28業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、日立建機<6305>が堅調だった半面、エーザイ<4523>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、ダイキン<6367>、ソニーG<6758>が軟調だった。
注目されたパウエルFRB議長の議会証言では、早期利上げを懸念させる発言がなく、株の買い安心感が広がった。主力ハイテク株が買われ、ナスダック総合指数は過去最高値を更新。こうした流れを引き継ぎ、東エレクやアドバンテスなど指数寄与度の高い値がさ株などを中心に買いが先行した。ただ、積極的に上値を買い上がるには材料難で、次第に上値の重さが意識されていた。こうしたなか、好業績見通しが伝わったニトリHD<9843>が値を上げたほか、上野動物園で双子のパンダの赤ちゃんが誕生したため、パンダ関連として注目された東天紅<8181>や精養軒<9734>も上伸するなど、個別材料株がにぎわった。
東京市場は新たなきっかけ材料待ちの状況にある。金融市場関係者からは、米国で今夜予定されているボウマンFRB理事の講演やボスティックアトランタ連銀総裁の講演での発言内容が注目されるとの見方が多い。米金融当局が再びタカ派的な発言が飛び出れば、米金利の上昇を招き、それがグロース株売りの動きが強まる可能性があるだけに、発言を受けた米国金融市場の動向が気掛かりのようだ。
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