―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月1日から2日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.3 Rフィールド <2910>
23年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比40.2%減の4.4億円に落ち込み、5-10月期(上期)計画の8.5億円に対する進捗率は5年平均の57.9%を下回る52.4%にとどまった。
▲No.4 ファースト住 <8917>
22年10月期第3四半期累計(21年11月-22年7月)の連結経常利益は前年同期比7.3%減の21.1億円に減り、通期計画の36億円に対する進捗率は58.8%にとどまり、5年平均の67.3%も下回った。
▲No.5 カナモト <9678>
22年10月期の連結経常利益を従来予想の158億円→140億円(前期は153億円)に11.4%下方修正し、一転して9.0%減益見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9627> アインHD 東P -12.15 9/ 2 1Q 7.86
<9824> 泉州電 東P -9.73 9/ 2 3Q 59.67
<2910> Rフィールド 東P -6.84 9/ 2 1Q -40.21
<8917> ファースト住 東P -3.36 9/ 2 3Q -7.31
<9678> カナモト 東P -2.53 9/ 2 3Q -15.56
<3172> ティーライフ 東S -2.45 9/ 2 本決算 7.13
<6267> ゼネラルパ 東S -0.16 9/ 2 本決算 -18.06
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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