東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1900を超えており、全体の9割近くを占めている。セクターでは、小売が唯一上昇した他は32業種が下げており、水産農林、鉄鋼、ガラス土石、電気機器、石油石炭、海運、その他金融、不動産、機械の弱さが目立つ。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、NTTデータ<9613>、ファナック<6954>、東エレク<8035>が重石に。一方で、オリンパス<7733>、7&iHD<3382>、SUBARU、コナミHD<9766>がしっかり。
日経平均は安値からは200円程度下げ幅を縮めており、チャート形状では下ヒゲを残す格好となった。また、6月の下落局面で空けたマドをほぼ埋めているため、調整一巡感が意識されやすいところではある。しかし、短期筋の売買が中心であるため、前場の売り仕掛け的なトレードに対するショートカバーと考えられ、底打ち感は出ていない。グローベックスの米株先物ではNYダウが250ドル安、ナスダックが100Ptほど下落して推移しており、米国市場の下げを織り込んでいる格好ではあるが、米国市場の弱い値動きが続くようだと、改めて売り仕掛けの動きは出やすいだろう。
もっとも、短期筋のインデックスに絡んだ売買が中心であり、積極的な参加者は限られていると考えられる。その不安定な需給状況の中ではあるが、ザラ場に決算を発表したSUBARU、大成建が物色されるなど、日経平均の大幅下落の中でも、市場は冷静に対応しているようにみえる。今週は1500社程度の決算が予定されているが、日替わり的な物色にならざるを得ないとはいえ、冷静に決算評価の物色に向かわせよう。
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