日経平均;29195.66;+245.78TOPIX;2092.73;+21.52
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比245.78円高の29195.66円と、前引け(29173.56円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は29180円-29200円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=135.00-10円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が朝方は下げる場面があったが下値は堅く0.3%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は概ねマイナス圏での推移で0.5%ほど下落している。後場の東京市場は買いが優勢の展開となった前場の流れを引き継ぎ、前引けに比べやや買いが先行して始まった。主要企業の3月期決算発表が佳境となっており、好業績銘柄への物色意欲が相場の押し上げ要因のひとつとなっているもよう。一方、日経平均は5月2日につけた終値ベースの年初来高値(29157.95円)を上回って推移していることから、利益確定売りも出やすくなっているようだ。
セクターでは、鉄鋼、輸送用機器、保険業が上昇率上位となっている一方、空運業、精密機器、その他製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、JFE<5411>、F&LC<3563>、川崎船<9107>、神戸鋼<5406>、日本製鉄<5401>、三井物産<8031>、ニデック<6594>、トヨタ<7203>、アドバンテスト<6857>、NRI<4307>が高い。一方、邦チタニウム<5727>、大阪チタ<5726>、リコー<7752>、ユニチャーム<8113>、HOYA<7741>、郵船<9101>、JAL<9201>、ソシオネクスト<6526>、任天堂<7974>が下落している。
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