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2021/02/06 - 東急(9005) の関連ニュース。■今週の相場ポイント 1.日経平均は2週ぶり大幅反発、米経済回復期待や好調な企業決算を好感 2.週前半の3営業日で前週後半の急落分をほぼ帳消しにする戻り相場を演じる 3.バイデン政権の追加経済対策を民主党単独で成立させるとの観測が追い風に 4.ソニーが業績増額を好感され人気化も、半導体や電子部品株は全般冴えない 5.週末は米株高に追随し日経平均が430円強の急伸、1月25日以来の高値■週間 市場概況 今

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今週の【早わかり株式市況】大幅反発・再び2万9000円接近、米株高・好決算で買い優勢

配信元:株探
投稿:2021/02/06 06:40

■今週の相場ポイント
 1.日経平均は2週ぶり大幅反発、米経済回復期待や好調な企業決算を好感
 2.週前半の3営業日で前週後半の急落分をほぼ帳消しにする戻り相場を演じる
 3.バイデン政権の追加経済対策を民主党単独で成立させるとの観測が追い風に  
 4.ソニーが業績増額を好感され人気化も、半導体や電子部品株は全般冴えない
 5.週末は米株高に追随し日経平均が430円強の急伸、1月25日以来の高値

■週間 市場概況
 今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比1115円(4.03%)高の2万8779円と2週ぶりに大幅反発となった。

 名実ともに2月相場入りとなった今週の東京市場は、米経済の回復期待や国内企業の決算発表が本格化するなか、それを横目に総じて強気優勢の地合いとなった。日経平均は週半ばまで3連騰でリスクオンの流れが鮮明に。目先利食いによる上昇一服場面を挟んで週末は再び大きく上値を伸ばし、1月25日以来の高値水準に浮上して取引を終えた。

 週明け1日(月)は前週末の急落の反動で買い戻しが優勢となった。米株価指数先物やアジア株市場が堅調だったことも投資家心理改善につながり、景気敏感株中心に買いが集まり日経平均の上げ幅は400円を上回る意外高の展開となった。2日(火)は米株市場で個人投資家の投機的売買に対する警戒感が後退し、主要株指数が反発に転じた流れを引き継いで続伸。政府から緊急事態宣言の1ヵ月延長する方針が示したが、株価には織り込み済みだった。3日(水)はバイデン新政権が打ち出した大規模な追加経済対策について民主党が単独で成立させる手続きを進めていると伝わり、これを好感する形でリスクオン継続、日経平均は週初からの3営業日で前週後半に急落した分をほぼ取り戻した。4日(木)は目先利益確定の売りが出て日経平均は4日ぶりに反落。業績予想の上方修正を発表したソニー <6758> が集中人気となったが、そのほかの半導体や電子部品株の軟調ぶりが目立ち、全体指数を押し下げた。5日(金)は大幅反発となり、好決算発表銘柄などを中心に買いが集まり日経平均の上げ幅は終値ベースで437円高と月曜日の上げ幅を上回った。前日の米国株市場で主要株指数が揃って買われナスダック総合指数とS&P500指数は史上最高値を更新するなどリスクを取る動きが加速しており、この流れに追随する形となった。

■来週のポイント
 ここ1ヵ月は2万9000円大台を前に足踏みが続いていたが、来週は大台を突破し、さらに上値を追う展開が期待される。

 重要イベントとしては、国内では8日朝に発表される12月国際収支が注目される。海外では10日に発表される中国1月の生産者物価指数と消費者物価指数や米国1月消費者物価指数に注視が必要だろう。なお、中国は11日から17日まで春節休暇となる。

■日々の動き(2月1日~2月5日)

【↑】   2月 1日(月)―― 3日ぶり急反発、景気敏感株高く2万8000円台を回復
 日経平均 28091.05( +427.66)  売買高11億4553万株 売買代金 2兆5118億円

【↑】   2月 2日(火)―― 続伸、米株高や円安でリスク選好の買いが続く
 日経平均 28362.17( +271.12)  売買高11億6898万株 売買代金 2兆5772億円

【↑】   2月 3日(水)―― 3日続伸、欧米株高を受けリスクオンの流れが継続
 日経平均 28646.50( +284.33)  売買高13億7438万株 売買代金 2兆7863億円

【↓】   2月 4日(木)―― 4日ぶり反落、主力株中心に利益確定売りが優勢
 日経平均 28341.95( -304.55)  売買高13億4443万株 売買代金 2兆8045億円

【↑】   2月 5日(金)―― 急反発、景気敏感株が買われ昨年来高値に接近
 日経平均 28779.19( +437.24)  売買高15億3727万株 売買代金 3兆1898億円

■セクター・トレンド
 (1)全33業種中、32業種が上昇
 (2)JAL <9201>ANAHD <9202> など空運業が値上がり率トップ
 (3)郵船 <9101> など海運、住友電 <5802> など非鉄、日本製鉄 <5401> など鉄鋼など景気敏感株が大きく買われた
 (4)トヨタ <7203>日産自 <7201> といった自動車株が大幅高など輸出株も上昇
 (5)東急 <9005> など陸運、三井不 <8801> など不動産、NTT <9432> など情報・通信といった内需株も総じて堅調
 (6)野村 <8604> など証券、三菱UFJ <8306> など銀行、第一生命HD <8750> など保険といった金融株も高い
 (7)唯一、味の素 <2802>東洋水 <2875> など食品が下落

■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)
 1(103) グローバルニッチ ── 「グローバルニッチ」を制す大化け期待の8銘柄
 2(1) 半導体 ── ゲームや半導体、EV関連で過去最高の更新が目立つ(和島英樹)
 3(4) 電気自動車関連
 4(3) 半導体製造装置
 5(5) 2020年のIPO
  ※カッコは前週の順位

株探ニュース
配信元: 株探

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