東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、非鉄金属、空運、証券商品先物、その他製品など20業種が上昇。一方、鉱業、石油石炭、不動産、海運など13業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>が堅調だった半面、住友不<8830>、NTTデータ<9613>、ホンダ<7267>、菱地所<8802>、デンソー<6902>が軟化した。
前日の米国市場は、米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長が講演で、早ければ7月会合での利下げを支持したことで利下げ期待が高まり、主要株価指数は上昇した。また、トランプ米大統領が「イスラエルとイランの間で停戦合意が成立した」と自身のSNSに投稿したことを受け、東京市場は取引開始直後から幅広い銘柄が買い戻された。地政学リスクの後退を受け、NY原油先物相場が大幅に下落したことで、燃料コストの負担軽減期待から航空株や電力株が値を上げた。
停戦合意への期待感から買われたが、イスラエル、イラン両国から停戦合意について正式な発表がないだけに、不安感が完全に拭えたとは言えないだろう。また、中東情勢への懸念が後退しても、米国の関税政策に関する通商交渉の行方など不透明要因は依然として残る。目先は配当の再投資などの需給要因もあり、日経平均は堅調に推移することが予想されるが、需給イベント通過後は不安定になりそうだ。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
菱地所のニュース一覧- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反落、アドバンテストとソフトバンクGの2銘柄で約570円押し下げ 2025/12/15
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅反落、アドバンテとソフトバンクGの2銘柄で約580円押し下げ 2025/12/15
- 信用残ランキング【買い残減少】 ソニーFG、三菱UFJ、JX金属 2025/12/14
- 週間ランキング【業種別 騰落率】 (12月12日) 2025/12/13
- 後場の日経平均は466円高でスタート、住友鉱や信越化などが上昇 2025/12/12
マーケットニュース
- 東京株式(寄り付き)=売り先行、米ハイテク株安が重荷 (12/16)
- 日経平均16日寄り付き=116円安、5万51円 (12/16)
-
テクノフレは3連騰で最高値街道をまい進、期中3度目の増額で今12月期営業73%増益見込み
(12/16)
-
トリプラがカイ気配スタート、今10月期営業46%増益で連続ピーク更新へ
(12/16)
おすすめ条件でスクリーニング
三菱地所の取引履歴を振り返りませんか?
三菱地所の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。