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日経平均は487円高でスタート、キオクシアHDや住友電工などが上昇
日経平均;49113.82;+487.94TOPIX;3318.22;+20.49
[寄り付き概況]
25日の日経平均は487.94円高の49113.82円と反発して取引を開始した。東京市場が3連休中の前週末21日の米国株式市場で、ダウ平均は493.15ドル高、ナスダックは195.04pt高。年内の利下げ期待が再燃したことや、トランプ政権が半導体エヌビディア(NVDA)の一部半導体の対中輸出を承認する可能性が報じられたことなどが株価の支えとなった。昨日24日のダウ平均は202.86ドル高の46448.27ドル、ナスダックは598.93pt高の22872.01pt。年内の利下げ期待やハイテク株の上昇が株価の支えとなった。また、ベッセント財務長官が、トランプ政権が週内に医療費抑制策を発表する計画を明らかにしたことや米中首脳の電話会談が伝えられたことも投資家心理の改善につながった。
今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が3連休中の米株式市場でダウ平均が2営業日合計で1.52%上昇、ナスダック総合指数が同じく合計で3.60%上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2日間合計で5.53%上昇と、ダウ平均と比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。さらに、海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場で安心感となった。加えて、先週末の日経平均が1200円近く下げたことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、政府は先週末21.3兆円規模の総合経済対策を閣議決定したが、積極的な財政拡張策を意識した国内長期金利の上昇や一段の円安を警戒する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
セクター別では、非鉄金属、鉱業、ガラス土石製品、電気・ガス業、銀行業などが値上がり率上位、情報・通信業、保険業、食料品、建設業、その他製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、キオクシアHD<285A>、住友電工<5802>、アドバンテスト<6857>、JX金属<5016>、フジクラ<5803>、古河電工<5801>、丸紅<8002>、レーザーテック<6920>、三井海洋<6269>、東エレク<8035>、日立<6501>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>などが上昇。他方、ソフトバンク<9434>、サンリオ<8136>、KDDI<9433>、住友ファーマ<4506>、東京海上<8766>、NTT<9432>、任天堂<7974>、富士通<6702>、ソニーG<6758>、JT<2914>、MS&AD<8725>、ソフトバンクG<9984>、中外薬<4519>、IHI<7013>などが下落している。
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