日経平均;26656.85;+263.82TOPIX;1887.16;+27.22
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比263.82円高の26656.85円と、前引け(26608.21円)から上げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は26610円~26670円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=115.60-70円と朝方から10銭程円安水準での動き。アジア市況では上海総合指数が前日終値近辺で推移している一方、香港ハンセン指数は堅調もみ合い。後場の日経平均は、上げ幅を縮めながらも前引けにかけて持ち直した流れを引き継ぎ、前引け終値から上げ幅を広げて始まった。ただ、原油価格をはじめ非鉄金属なども含めて広く商品市況の高騰が続くなか、今後の物価指標次第では金融引き締め観測が再び強まりかねないとの警戒感があるほか、コスト増を通じた実体経済への影響も懸念されているもよう。ロシア・ウクライナの停戦協議への期待は残されているものの、先行き不透明感はくすぶり、後場の日経平均は寄り付き後は上値の重い動きとなっている。
セクター別では鉱業、石油・石炭製品、銀行業を筆頭に全面高。東証1部の売買代金上位では、郵船<9101>、三菱UFJ<8306>、INPEX<1605>、三井物産<8031>、エムスリー<
2413>、住友鉱<5713>、キーエンス<6861>などの上昇が目立っている。一方、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ベイカレント<6532>、信越化<4063>などは軟調。
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