○注目銘柄:三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)【買い】
26日のNYダウが上昇したことや、米ドル為替が1ドル114円台前半まで円安に振れたことで、日本株市場は買い優勢でスタートしました。その後も上げ幅を広げ、日経平均株価は前日比268円67銭高の22008円45銭で引けました。22日の衆院選以降も、企業業績への期待感から日本株市場は好調な地合いが続いており、日経平均株価が22000円台に乗せたのは、21年ぶりです。
10月以降、日本株市場は極めて強い上昇トレンドを形成しており、来週には6〜9月期決算発表が本格化することから、当面好調に推移する期待が持てるでしょう。また、米ドル為替が円安方向に向かっていることや、米国の長期金利が上昇していることが追い風となり、景気に敏感な金融株に資金が流入する期待が持てると考えます。同行の株価チャートを見ると、27日に大きな陽線をつけ、約8ヶ月ぶりに年初来高値を更新しました。以上を考慮すると、30日以降も引き続き買い優勢で推移する期待が持てると判断しました。