大引けの日経平均は前週末比41.52円安の22437.27円となった。東証1部の売買高は9億3621万株、売買代金は1兆6539億円と4月13日以来の低水準だった。業種別では、陸運業、空運業、その他製品が下落率上位だった。一方、医薬品、繊維製品、情報・通信業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の53%、対して値上がり銘柄は42%となった。
個別では、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>などが小安い。JR東海<9022>が3%の下落となったほか、JR東<9020>やJAL<9201>といった陸運・空運株もやや軟調ぶりが目立った。上期業績を下方修正したH.I.S.<9603>は売り優勢で、日電波<6779>やFB<3843>は決算を受けて大きく下落。また、オリンピックG<8289>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>や東エレク<8035>がしっかり。新型コロナ検査キット開発に係るライセンス契約締結が報じられた塩野義<4507>、一部証券会社の目標株価引き上げが観測された中外薬<4519>など医薬品株の一角で堅調ぶりが目立った。ZHD<4689>は連日の年初来高値更新で5%超の上昇。また、ワイエイシイ<6298>やクミアイ化<4996>が東証1部上昇率上位に顔を出した。
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