日経平均株価
始値 28794.24
高値 28904.42(10:40)
安値 28579.49(09:18)
大引け 28791.71(前日比 -115.17 、 -0.40% )
売買高 7億2984万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆8438億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は115円安と続落、一時300円超安も下げ縮小
2.「大納会」で市場参加者は限定的、売買代金も低調に推移
3.21年の日経平均の騰落率は4.9%高と3年連続上昇
4.「オミクロン株」の感染拡大を警戒し空運株や鉄道株が軟調
5.田中化研や日本電解、フェローテクなど個別材料株が高い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比90ドル高と6日続伸した。新型コロナウイルスの感染拡大による影響は限定的との見方から景気敏感株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は続落。東京市場の売買最終日となる大納会で、市場参加者は限られ薄商いのなか軟調な値動きとなった。
前日の米株式市場では、NYダウは上昇し11月8日以来となる最高値を更新したが、ナスダック指数は下落した。これを受けた東京市場は軟調にスタート。日経平均は一時、前日比300円を超す下落となる場面があった。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の国内での感染拡大も懸念され、全体相場は軟調だった。年末年始の4連休を控えていることから見送り基調が強く、後場は狭いレンジでの一進一退が続いた。2021年の日経平均の年間騰落率は4.9%高で3年連続の上昇となった。
個別銘柄では、任天堂<7974>やソニーグループ<6758>、ファーストリテイリング<9983>が安く、日本郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株が軟調。新型コロナへの懸念でANAホールディングス<9202>やJR東日本<9020>など空運や鉄道株が値を下げた。オリエンタルランド<4661>や資生堂<4911>も下落した。
半面、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が高く、ソフトバンクグループ<9984>やキーエンス<6861>が値を上げた。田中化学研究所<4080>やフェローテックホールディングス<6890>、日本電解<5759>など個別材料株がしっかり。アジアクエスト<4261>やエフ・コード<9211>、Green Earth Institute<9212>など直近IPOの一角が値を飛ばした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、東エレク <8035> 、KDDI <9433> 、スクリン <7735> 、デンソー <6902> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約28円。うち17円はSBG1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、テルモ <4543> 、キッコマン <2801> 、TDK <6762> 、安川電 <6506> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約40円。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)情報・通信業、(3)鉄鋼、(4)パルプ・紙、(5)非鉄金属。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)水産・農林業、(3)陸運業、(4)空運業、(5)繊維製品。
■個別材料株
△RSテクノ <3445>
子会社の上海証券取引所の上場申請書類が受理される。
△リアルワルド <3691> [東証M]
Jエスコムが日本でデジタルギフト事業を本格展開と発表。
△Jエスコム <3779> [JQ]
メタップス <6172> [東証M]からITマーケティング事業のマフィンを取得。
△田中化研 <4080> [JQ]
ノースボルト社がバッテリーセルの組み立て開始。
△ワイエイシイ <6298>
業績増額含みで次世代半導体分野の戦略商品に脚光。
△大泉製 <6618> [東証M]
業績増額余地と株式需給面での買い戻し圧力が株高演出。
△ハイデ日高 <7611>
22年2月期最終利益予想を上方修正。
△明和産 <8103>
高水準の配当利回りをあらためて意識する動き。
△グロームHD <8938> [JQG]
アライアンス先医療機関が保有する病床数が順調に拡大。
△エフ・コード <9211> [東証M]
DX関連として注目集める。
▼ERIHD <6083>
好決算発表後の出尽くし感が続く。
▼識学 <7049> [東証M]
第3四半期営業利益の進捗率は69%にとどまる。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ワイエイシイ <6298> 、(2)栃木銀 <8550> 、(3)フォーバル <8275> 、(4)ワイヤレスG <9419> 、(5)カワタ <6292> 、(6)明和産 <8103> 、(7)恵和 <4251> 、(8)MSコンサル <6555> 、(9)大幸薬品 <4574> 、(10)Ubicom <3937> 。
値下がり率上位10傑は(1)ランド <8918> 、(2)エムアップ <3661> 、(3)井筒屋 <8260> 、(4)エアトリ <6191> 、(5)サインポスト <3996> 、(6)オープンドア <3926> 、(7)りたりこ <7366> 、(8)グリムス <3150> 、(9)東京機 <6335> 、(10)プロレド <7034> 。
【大引け】
日経平均は前日比115.17円(0.40%)安の2万8791.71円。TOPIXは前日比6.66(0.33%)安の1992.33。出来高は概算で7億2984万株。東証1部の値上がり銘柄数は735、値下がり銘柄数は1333となった。日経ジャスダック平均は3878.46円(19.93円高)。
[2021年12月30日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
井筒屋のニュース一覧- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … コーディア、IGポート、ココナラ (10月11日発表分) 2024/10/15
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … コーディア、エレメンツ、IGポート (10月11日発表分) 2024/10/15
- 井筒屋、上期経常が60%減益で着地・6-8月期は赤字転落 2024/10/11
- 2025年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) 2024/10/11
- 井筒屋など 2024/09/20
マーケットニュース
- 14時の日経平均は344円安の3万8297円、中外薬が62.84円押し下げ (11/18)
- 13時の日経平均は398円安の3万8244円、中外薬が62.64円押し下げ (11/18)
- 植田日銀総裁 見通しが順調だからといって毎回利上げするわけではない (11/18)
- ミガロHDが急伸、社長の株式売却方針を取り下げ (11/18)
おすすめ条件でスクリーニング
井筒屋の取引履歴を振り返りませんか?
井筒屋の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。
井筒屋の株価を予想してみませんか?
ネット証券比較
みんかぶおすすめ
\ 投資・お金について学ぶ入門サイト /