まで上昇した。
大引けの日経平均は前日比109.33円高の26700.11円となった。東証プライム市場の売買高は10億3450万株、売買代金は2兆5854億円だった。業種別では、陸運業、ゴム製品、情報・通信業が上昇率上位だった。一方、鉱業、非鉄金属、海運業が下落率上位だった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の60%、対して値下がり銘柄は36%
となった。
個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>が4%上昇し、1銘柄で日経平均を約43円押し上げた。米中ハイテク株安への警戒感が和らいだようだ。米半導体株高の流れからレーザーテック<6920>や東エレク<8035>もしっかり。塩野義<4507>は前期業績の上方修正と増配を発表し、富士通<6702>はスキャナー子会社の売却報道が伝わって買われた。また、第1四半期決算が好感されたキヤノンMJ<8060>は急伸し、上期業績を上方修正したインソース<6200>は東証プライム市場の上昇率トップとなった。一方、郵船<9101>が軟調で、トヨタ自<7203>やソニーG<6758>は小安い。INPEX<1605>は3%超下落した。また、決算が嫌気されたキヤノン電子<7739>や中外薬<4519>、インドネシアのニッケル製錬所建設中止を発表した住友鉱<5713>などが東証プライム市場の下落率上位に顔を出した。
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