日経平均;31692.36;+697.69TOPIX;2306.69;+42.61
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比697.69円高の31692.36円と、前引け(31766.75円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は31680円-31780円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=148.50-60円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が上昇して始まった後に下げに転じ0.5%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はプラス圏推移し1.0%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。中東の地政学リスクが意識され、市場の警戒感となっている。ただ、イスラエルは産油国ではないことから、現段階では世界経済への影響は大きくないとの見方もあり、市場への影響は限定的のようだ。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め長期化観測が和らぎ、米長期金利が低下していることが、前場に引き続き株価支援要因となっている。また、ダウ平均先物が底堅い動きとなっていることも東京市場で安心感となっているもよう。
セクターでは、鉱業、海運業、石油石炭製品が上昇率上位となっている一方、空運業、水産・農林業が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、INPEX
<1605>、伊藤忠<8001>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、ENEOS<5020>、三井物<8031>、三菱重<7011>、丸紅<8002>、郵船<9101>、住友商<8053>が高い。一方、JAL<9201>、安川電<6506>が下落している。
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