大引けの日経平均は前日比56.10円安の30236.09円となった。東証1部の売買高は15億7991万株、売買代金は2兆8854億円だった。業種別では、証券、鉄鋼、その他金融業が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、電気・ガス業、空運業、医薬品の3業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の78%、対して値上がり銘柄は19%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、東エレク<8035>
などが軟調。三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株、それに日本電産<6594>は2%超下落した。マネックスG<8698>は13日ぶりに急反落。公募増資実施を発表した空港ビル<9706>、外資系証券の投資判断引き下げが観測されたスクリン<7735>、前日に決算発表したトレンド<4704>も売りがかさんだ。また、スクロール<8005>
などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ファーストリテ<9983>が4%超上昇し、上場来高値を大きく更新。1銘柄で日経平均を約169円押し上げた。エムスリー<2413>やJAL<9201>、ANA<9202>は小じっかり。中小型株ではマネパG<8732>が大幅続伸し、ADWAYS<2489>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
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