東京株式(前引け)=小幅反発も閑散相場の色彩
きょう前場の東京株式市場は、引き続き模様眺めムードが強いなか前日終値を挟んでせまいレンジでの往来となった。トランプ政権に対する先行き不透明感が米国株市場の上値を重くしており、為替の円高警戒感もあって東京市場でも積極的な買いは入りづらくなっている、24~26日のジャクソンホールでのイエレンFRB議長やドラギECB総裁の講演を見極めたいとの思惑も根強い。前引けは若干のプラスで着地したが、全体売買代金は8000億円強にとどまり閑散相場の色が濃い。
個別では任天堂<7974.T>が売買代金断トツで上昇、キーエンス<6861.T>の上げも目立つ。ペッパーフードサービス<3053.T>の上昇継続、安川電機<6506.T>、SMC<6273.T>なども高い。日本金属<5491.T>が活況高、安永<7271.T>、MUTOHホールディングス<7999.T>、スター・マイカ<3230.T>なども大きく買われた。半面、信越化学工業<4063.T>、ダイキン工業<6367.T>が冴えず、武田薬品工業<4502.T>も軟調。サノヤスホールディングス<7022.T>が反落、TYK<5363.T>も利食われた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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