日経平均株価
始値 23421.14
高値 23438.43(09:15)
安値 23333.63(10:31)
大引け 23391.86(前日比 -18.33 、 -0.08% )
売買高 11億5170万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆9215億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅ながら続落、重要イベントを控え様子見ムード
2.15日に期限を迎える対中制裁関税第4弾を前に買い見送りの展開
3.主力株に利益確定の売り圧力も下値限定的で狭いゾーンでもみ合う
4.為替が円安水準で推移しアジア株市場も総じて堅調、終盤下げ渋る
5.値下がり数が値上がりの約2倍、売買代金は4日連続の2兆円割れ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは27ドル安と小幅に続落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や12日の英国総選挙を控え様子見姿勢が強かった。
東京市場では、模様眺めムードのなか日経平均株価は小幅安値圏でもみ合う展開となり、引け際に下げ渋ったものの、結局マイナス圏で着地した。
11日の東京市場は、FOMCやECB理事会、英国総選挙など重要スケジュールを目前に控え、今週末金曜日がメジャーSQ算出日ということもあって、模様眺めムードの強い地合いだった。また、15日を期限とする対中制裁関税第4弾の全面発動の結果を見極めたいとの思惑も売り買いを手控えさせた。朝方は日経平均が小幅プラスでスタートしたが、買いは続かずその後は次第安の展開。しかし下値を売り込む動きも見られず下げ幅は限定的だった。外国為替市場ではドル高・円安水準でもみ合ったことや、アジア株市場が総じて堅調な動きをみせたことが支えとなった。ただ、東証1部の値下がり銘柄数は値上がり銘柄数の約2倍と多い。売買代金は1兆9000億円台と4営業日連続の2兆円台割れとなった。
個別では、任天堂<7974>が利益確定売りに軟調だったほか、キーエンス<6861>、日本電産<6594>も売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が冴えず、武田薬品工業<4502>、花王<4452>も値を下げた。日立製作所<6501>も下落した。ベステラ<1433>、デジタルアーツ<2326>が急落したほか、木村化工機<6378>も大幅な下げとなった。ラウンドワン<4680>も下押す展開となった。
半面、SUMCO<3436>が上昇、東京エレクトロン<8035>も堅調となるなど半導体関連に強いものが目立つ。アンリツ<6754>も買いが優勢。グッドコムアセット<3475>が急伸、スターティアホールディングス<3393>も値を飛ばした。ラサ工業<4022>が大幅高、ソリトンシステムズ<3040>、平河ヒューテック<5821>なども大きく買われた。昭和電線ホールディングス<5805>、内田洋行<8057>も物色人気。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、日産化 <4021> 、アドテスト <6857> 、富士フイルム <4901> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約31円。うち16円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はエーザイ <4523> 、花王 <4452> 、ファナック <6954> 、アステラス <4503> 、キッコマン <2801> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約26円。
東証33業種のうち上昇は9業種。上昇率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)電気・ガス業、(3)鉄鋼、(4)空運業、(5)非鉄金属。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)その他製品、(3)銀行業、(4)倉庫運輸関連、(5)電気機器。
■個別材料株
△山岡家 <3399> [JQ]
8-10月期(3Q)経常は22%増益、今期配当を2円増額修正。
△グッドコムA <3475>
今期経常は33%増で3期連続最高益、14円増配へ。
△ロードスター <3482> [東証M]
今期経常最高益予想を14%上乗せ、配当も2.5円増額。
△GAテクノ <3491> [東証M]
子会社イタンジが東電グループ及び大崎電 <6644> と業務提携。
△AMI <3773> [東証M]
「cyzen」とサービス連携。
△SYSHD <3988> [JQ]
8-10月期(1Q)経常は4.9倍増益で着地。
△gumi <3903>
水戸証券が新規「B+」でカバレッジ開始。
△ソレイジア <4597> [東証M]
マルホとSP-04の独占的国内販売権導出契約を締結し資本提携。
△ZHD <4689>
SMBC日興証券が目標株価を450円へ引き上げ。
△カプコン <9697>
「バイオハザード RE:3」を20年4月3日に発売へ。
▼アマガサ <3070> [JQG]
第3四半期は営業赤字拡大。
▼シルバライフ <9262> [東証M]
第1四半期営業利益が2.5%減。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)グッドコムA <3475> 、(2)スタティアH <3393> 、(3)ラサ工 <4022> 、(4)平河ヒューテ <5821> 、(5)ソリトン <3040> 、(6)昭電線HD <5805> 、(7)千趣会 <8165> 、(8)オリバー <7959> 、(9)APカンパニ <3175> 、(10)ニッカトー <5367> 。
値下がり率上位10傑は(1)ランド <8918> 、(2)ベステラ <1433> 、(3)デジアーツ <2326> 、(4)ピジョン <7956> 、(5)福井コン <9790> 、(6)木村化 <6378> 、(7)SI <3826> 、(8)テラスカイ <3915> 、(9)サイバーリン <3683> 、(10)ワイヤレスG <9419> 。
【大引け】
日経平均は前日比18.33円(0.08%)安の2万3391.86円。TOPIXは前日比5.82(0.34%)安の1714.95。出来高は概算で11億5170万株。東証1部の値上がり銘柄数は677、値下がり銘柄数は1379となった。日経ジャスダック平均は3738.22円(3.16円高)。
[2019年12月11日]
株探ニュース
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