大引けの日経平均は前日比124.05円安の21067.23円となった。7日続落は2016年3-4月以来、およそ3年1カ月ぶり。また取引時間中に21000円を割り込むのは3月28日以来、およそ1カ月半ぶりとなる。東証1部の売買高は17億3388万株、売買代金は2兆
8526億円だった。業種別では、水産・農林業、ゴム製品、サービス業が下落率上位だった。一方、石油・石炭製品、鉱業、化学が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の53%、対して値上がり銘柄は44%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで5%超の下落。投資先の米ウーバー・テクノロジーズが株価急落し、売り材料となったようだ。ZOZO<3092>も6%超の下落。その他売買代金上位ではソニー<6758>などが軟調で、ファーストリテ
<9983>やトヨタ自<7203>は小安い。決算発表銘柄ではいすゞ自<7202>やTATERU<1435>、ぐるなび<2440>が急落し、Dスタンダード<3925>やオロ
<3983>、ツクイ<2398>はストップ安水準で取引を終えた。一方、好決算の太陽誘電
<6976>が5%超の上昇。ガンホー<3765>も決算を受けて買いが先行した。その他売買代金上位では任天堂<7974>やファナック<6954>が小幅に上昇。NTT<9432>、KDDI<9433>といった通信株が堅調で、ブレインパッド<3655>は商いを伴って大幅続伸した。また、イーレックス<9517>が東証1部上昇率トップとなり、図書印
<7913>、MDV<3902>などはストップ高水準で取引を終えた。
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