23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:日経平均こう着のなか、決算を手掛かりとした個別物色に
■前場の注目材料:LIXILG、通期営業利益を下方修正
■ジェイテクト、3割増産、自動車用軸受、3年間100億円投資
■日経平均こう着のなか、決算を手掛かりとした個別物色に
23日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開となり、日経平均は22500円を挟んでのもみ合いになりそうだ。22日の米国市場は買い先行で始まったが、サウジアラビアを巡る地政学リスクへの警戒感からNYダウは下げに転じた。一方、AMDが5%を超える上昇となるなど、半導体関連の一角が買われており、支援材料になりそうだ。また、円相場は1ドル112円80銭台とやや円安に振れて推移していることも安心感につながる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の22475円だった。
昨日の東証1部の出来高は11億株台と低水準だったが、本日も売買は膨らみづらく、薄商いの中をインデックスに絡んだ売買に振らされやすい需給状況が続くことになりそうだ。日経平均はボトム圏での推移が続いており、下値の堅さは意識されてきているが、ボリュームを伴った上昇を見せてこれないと、本格的なリバウンドは期待しづらいところでもある。中国市場の動向も注目されやすい。
決算発表シーズンとなる中、本日引け後に決算発表が予定されている日本電産<6594>の動向が注目される。安川電<6506>では意外感のある下方修正が失望につながったこともあり、日本電産の決算でセンチメントが明るくなるかが注目されるところでもある。日経平均はソフトバンクG<9984>など指数インパクトの大きい値がさ株の影響を受けやすく、方向感の掴みづらい状況が継続。
物色は決算を手掛かりとした個別対応になりやすく、昨日決算を発表したADワークス<3250>の他、業績修正を発表したホットリンク<3680>、マネパG<8732>、両毛システムズ<9691>、アールビバン<7523>、CEHD<4320>、エスティック<6161>などに短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいやすい。
■LIXILG、通期営業利益を下方修正
LIXILG<5938>は22日、2019年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の1兆7100億円から1兆8450億円に増額する一方で、営業利益は780億円から400億円に半減を見込む。会社計画よりも慎重だった営業利益のコンセンサス(710億円程度)を下回った。子会社であるペルマスティリーザ社の株式譲渡は、対米外国投資委員会(CFIUS)より、承認できない旨の通知を受領。当非継続事業として会計処理および表示していたペルマスティリーザ社の資産及び負債、ならびに事業等から生じた損益は期第2四半期より継続事業に属する資産及び負債、ならびに損益として、項目別に表示されることになる。また、国内事業においては新築着工の落ち込み、および今年度上半期の度重なる天候不順や地震等の自然災害等によるリフォーム工事の進捗遅延。海外事業については、南アフリカにおける経済停滞や中東地域における新商品発売遅延、欧州地域における小売向け販売不振が影響した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(22614.82、+82.74)
・ナスダック総合指数は上昇(7468.63、+19.60)
・SOX指数は上昇(1234.20、+8.26)
・VIX指数は下落(19.64、-0.25)
・米原油先物は上昇(69.17、+0.05)
・1ドル112円80-90銭
・補正予算への期待
・日銀のETF購入
・好調な企業業績
・アマダHD<6113>金属板切断3倍速、レーザー光“振動”で実現
・ジェイテクト<6473>3割増産、自動車用軸受、3年間100億円投資
・キヤノン<7751>迅速意思決定、アクシスを完全子会社化
・クラリオン<6796>スマホで自動駐車、日立AMSと、20年めど実用化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<SF>
■株式見通し:日経平均こう着のなか、決算を手掛かりとした個別物色に
■前場の注目材料:LIXILG、通期営業利益を下方修正
■ジェイテクト、3割増産、自動車用軸受、3年間100億円投資
■日経平均こう着のなか、決算を手掛かりとした個別物色に
23日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開となり、日経平均は22500円を挟んでのもみ合いになりそうだ。22日の米国市場は買い先行で始まったが、サウジアラビアを巡る地政学リスクへの警戒感からNYダウは下げに転じた。一方、AMDが5%を超える上昇となるなど、半導体関連の一角が買われており、支援材料になりそうだ。また、円相場は1ドル112円80銭台とやや円安に振れて推移していることも安心感につながる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の22475円だった。
昨日の東証1部の出来高は11億株台と低水準だったが、本日も売買は膨らみづらく、薄商いの中をインデックスに絡んだ売買に振らされやすい需給状況が続くことになりそうだ。日経平均はボトム圏での推移が続いており、下値の堅さは意識されてきているが、ボリュームを伴った上昇を見せてこれないと、本格的なリバウンドは期待しづらいところでもある。中国市場の動向も注目されやすい。
決算発表シーズンとなる中、本日引け後に決算発表が予定されている日本電産<6594>の動向が注目される。安川電<6506>では意外感のある下方修正が失望につながったこともあり、日本電産の決算でセンチメントが明るくなるかが注目されるところでもある。日経平均はソフトバンクG<9984>など指数インパクトの大きい値がさ株の影響を受けやすく、方向感の掴みづらい状況が継続。
物色は決算を手掛かりとした個別対応になりやすく、昨日決算を発表したADワークス<3250>の他、業績修正を発表したホットリンク<3680>、マネパG<8732>、両毛システムズ<9691>、アールビバン<7523>、CEHD<4320>、エスティック<6161>などに短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいやすい。
■LIXILG、通期営業利益を下方修正
LIXILG<5938>は22日、2019年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の1兆7100億円から1兆8450億円に増額する一方で、営業利益は780億円から400億円に半減を見込む。会社計画よりも慎重だった営業利益のコンセンサス(710億円程度)を下回った。子会社であるペルマスティリーザ社の株式譲渡は、対米外国投資委員会(CFIUS)より、承認できない旨の通知を受領。当非継続事業として会計処理および表示していたペルマスティリーザ社の資産及び負債、ならびに事業等から生じた損益は期第2四半期より継続事業に属する資産及び負債、ならびに損益として、項目別に表示されることになる。また、国内事業においては新築着工の落ち込み、および今年度上半期の度重なる天候不順や地震等の自然災害等によるリフォーム工事の進捗遅延。海外事業については、南アフリカにおける経済停滞や中東地域における新商品発売遅延、欧州地域における小売向け販売不振が影響した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(22614.82、+82.74)
・ナスダック総合指数は上昇(7468.63、+19.60)
・SOX指数は上昇(1234.20、+8.26)
・VIX指数は下落(19.64、-0.25)
・米原油先物は上昇(69.17、+0.05)
・1ドル112円80-90銭
・補正予算への期待
・日銀のETF購入
・好調な企業業績
・アマダHD<6113>金属板切断3倍速、レーザー光“振動”で実現
・ジェイテクト<6473>3割増産、自動車用軸受、3年間100億円投資
・キヤノン<7751>迅速意思決定、アクシスを完全子会社化
・クラリオン<6796>スマホで自動駐車、日立AMSと、20年めど実用化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<SF>
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