東京株式(前引け)=続落、米株波乱と円高への警戒感根強い
きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場でNYダウが引けは下げ渋ったものの、一時400ドル近い下げをみせるなど波乱含みで引き続き下値リスクが意識されていることや、足もと外国為替市場で1ドル=105円台半ばまで円高が進行していることから売り圧力が強まった。日経平均は前週末に3日続落で540円強下げていることで、途中下げ渋る場面もあったが、前引けにかけて買いが続かなかった。2万1000円台を巡る攻防となっている。
個別では任天堂<7974.T>が売られ、ソフトバンクグループ<9984.T>も軟調。ブイ・テクノロジー<7717.T>が大きく値を下げ、ファナック<6954.T>なども安い。マクニカ・富士エレホールディングス<3132.T>が急落、サイバーコム<3852.T>、新川<6274.T>も大幅安、日本冶金工業<5480.T>も下落した。半面、ファーストリテイリング<9983.T>が堅調、JT<2914.T>、ヤクルト本社<2267.T>もしっかり。ジーンズメイト<7448.T>が値を飛ばし、酒井重工業<6358.T>、ダイドーグループホールディングス<2590.T>も高い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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