【↓】日経平均 大引け| 4日ぶり反落、前週末の反動で4万円割れ (12月30日)
日経平均株価
始値 40325.78
高値 40325.78(09:00)
安値 39864.46(13:14)
大引け 39894.54(前日比 -386.62 、 -0.96% )
売買高 16億2287万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆6011億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、大納会で4万円台は維持できず
2.米ハイテク株安受け、半導体主力銘柄などに逆風
3.日経平均は前週末に700円超の上昇、その反動も
4.個別に中小型株の一角買われ、全体の4割弱が上昇
5.明日から6日連続休場を控え、全体売買代金は低調
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比333ドル安と6日ぶりに反落した。米長期金利上昇でハイテク株を中心に利益確定売りが優勢となった
週明けの東京市場では、利益確定の売りが優勢となり日経平均株価は反落、前週末に回復した4万円大台を再び下回って取引を終えた。
30日の東京市場は、リスクオフの地合いで朝方こそ若干高く始まったが、その後は一貫して下値を探る展開となった。前週末の米国株市場では米長期金利の上昇を警戒する形でNYダウ、ナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って下落した。これを嫌気して東京市場でも主力株に売りがかさんだ。日経平均は前週末に先物主導で700円強上昇し、週間では1日だけ安い日はあったものの、差し引き1500円以上水準を切り上げていたことで、利益確定の売りが出やすかった面もある。明日から東京市場は6日間連続で休場となり、年明けの1月2日から始まる米国株の動向を織り込むまでにタイムラグが生じる。そのため持ち高を軽くする動きが目立つ一方、買い向かう動きはまばらだった。ただ、中小型株の一角には買いが入り、上昇する銘柄も全体の4割近くに達した。プライム市場の売買代金は低調だった。
個別では、売買代金2位となったアドバンテスト<6857>やディスコ<6146>など半導体製造装置関連が安い。フジクラ<5803>が値を下げたほか、川崎重工業<7012>も売られた。日産自動車<7201>が下落、トヨタ自動車<7203>も冴えない。ファーストリテイリング<9983>も下値を探った。リクルートホールディングス<6098>が売りに押され、セレス<3696>は急落し値下がり率トップに。アダストリア<2685>も大幅安、日本製鋼所<5631>の下げも目立った。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が頑強な値動き、野村マイクロ・サイエンス<6254>の戻り足の強さが目立つ。商船三井<9104>など海運大手も買いが優勢だった。イビデン<4062>が大きく水準を切り上げた。ウェザーニューズ<4825>、牧野フライス製作所<6135>が急騰、フィックスターズ<3687>も大幅高。ダブルスタンダード<3925>が値を飛ばし、ウエルシアホールディングス<3141>、マルマエ<6264>、クロス・マーケティンググループ<3675>なども高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファナック <6954>、ネクソン <3659>、川崎汽 <9107>、セブン&アイ <3382>、デンソー <6902>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約8円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アドテスト <6857>、リクルート <6098>、東エレク <8035>、SBG <9984>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約207円。
東証33業種のうち上昇は6業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉄鋼、(3)鉱業、(4)ゴム製品、(5)水産・農林業。一方、下落率の上位5業種は(1)サービス業、(2)非鉄金属、(3)電気機器、(4)精密機器、(5)輸送用機器。
■個別材料株
△ウェリタス <130A> [東証G]
保有特許の欧州域内での効力が来年1月1日付で発生。
△インテG <192A> [東証G]
上期営業黒字がサプライズに。
△ハローズ <2742> [東証P]
第3四半期は2ケタ営業増益。
△ポラリスHD <3010> [東証S]
ミナシア統合効果で25年3月期業績予想を上方修正。
△ウエルシア <3141> [東証P]
「ツルハHDとの経営統合が25年末に前倒し」との報道。
△ダブスタ <3925> [東証P]
法人向けビッグデータ分析で業績急成長。
△ヘッドウォ <4011> [東証G]
AIエージェント業務可視化・コンサルティングサービスを開始。
△DWTI <4576> [東証G]
緑内障・高眼圧症治療剤のタイでの承認取得を材料視。
△WNIウェザ <4825> [東証P]
6~11月期増収増益。
△マルマエ <6264> [東証P]
第1四半期営業利益は大幅黒字転換で着地。
▼アダストリア <2685> [東証P]
3~11月期営業減益を嫌気。
▼日産自 <7201> [東証P]
統合比率のディスカウント意識が強まる。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)WNIウェザ <4825>、(2)牧野フ <6135>、(3)野村マイクロ <6254>、(4)Fスターズ <3687>、(5)ハローズ <2742>、(6)ダブスタ <3925>、(7)ウエルシア <3141>、(8)マルマエ <6264>、(9)UMCエレ <6615>、(10)セック <3741>。
値下がり率上位10傑は(1)セレス <3696>、(2)アダストリア <2685>、(3)Aクリエイト <8798>、(4)日産自 <7201>、(5)シナネンHD <8132>、(6)日製鋼 <5631>、(7)gumi <3903>、(8)ソシオネクス <6526>、(9)ナガイレーベ <7447>、(10)バリューHR <6078>。
【大引け】
日経平均は前日比386.62円(0.96%)安の3万9894.54円。TOPIXは前日比16.76(0.60%)安の2784.92。出来高は概算で16億2287万株。東証プライムの値上がり銘柄数は639、値下がり銘柄数は954となった。東証グロース250指数は644.18ポイント(0.64ポイント安)。
[2024年12月30日]
株探ニュース
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