東京株式(前引け)=大幅続落、米株急落を受けほぼ全面安商状に
きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場でNYダウなど主要指数が急落したことを受けてリスク回避の売りが一気に強まった。1月の米雇用統計が市場予想を上回り、これが長期金利の上昇を誘発、株安につながった。東京市場では取引時間中に、為替が円高方向に振れたこともあって下げに歯止めがかかりにくい恰好となった。前引け時点で値上がり銘柄はわずかに73、東証1部の96%の銘柄が下落する全面安商状となった。なお、売買代金は1兆8000億円超と高水準。
個別では任天堂<7974.T>が安く、ファーストリテイリング<9983.T>も大きく下げた。キーエンス<6861.T>、ファナック<6954.T>なども安い。グランディハウス<8999.T>、フジクラ<5803.T>、日本板硝子<5202.T>などが急落、みらかホールディングス<4544.T>、日本コークス工業<3315.T>なども大幅下落した。半面、ソニー<6758.T>が売買代金トップで逆行高、ホンダ<7267.T>、富士フイルムホールディングス<4901.T>も堅調。アイスタイル<3660.T>、GSIクレオス<8101.T>、ショーワ<7274.T>などが値を飛ばしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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