日経平均は大幅安で3日続落、半導体や電線株が下げ止まらず
米国市場の半導体株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。日経平均は3日続落でスタートした後は、「DeepSeekショック」による値がさ半導体株や電線株の下落などが影響し、一時39000円台を割り込む場面も見られた。一方、銀行株や不動産株など内需株は総じて買われたことでTOPIXは一時切り返すなど、日経平均の下げが目立つ一日となった。
大引けの日経平均は前日比548.93円安(-1.39%)の39016.87円となった。東証プライム市場の売買高は19億7696万株。売買代金は5兆474億円。業種別では、非鉄金属、ガラス・土石、電気機器、石油・石炭、機械などが下落した一方、その他製品、銀行、不動産、陸運、空運などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は66.6%、対して値下がり銘柄は31.1%となっている。
日経平均採用銘柄では、朝方にトランプ大統領が「防衛システムは全て米国製になるだろう」と発言したことも影響し、三菱重工<7011>、川崎重工<7012>、IHI<7013>、日本製鋼所<5631>など防衛関連が大幅安となったほか、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>、ソシオネクスト<6526>など半導体株が引き続き下落。また、フジクラ<5803>、古河電工<5801>、住友電工<5802>など電線株も弱い。このほか、NTTデータ<9613>、富士電機<6504>、レゾナックHD<4004>、日立<6501>などが売られた。
一方、決算を材料に日立建機<6305>が買われたほか、証券会社によるポジティブなレポートなどが材料視されて三井不動産<8801>、住友不動産<8830>が上昇。また、オリエンタルランド<4661>、メルカリ<4385>、任天堂<7974>などエンタメ系もしっかり。このほか、京成電鉄<9009>、ソニーグループ<6758>、安川電機<6506>、小田急電鉄<9007>、ZOZO<3092>などが買われた。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
三菱重のニュース一覧- 後場の日経平均は622円安でスタート、アサヒやイビデンなどが下落 今日 13:21
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅反落、アドバンテストが1銘柄で約179円分押し下げ 今日 12:49
- 【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、半導体関連の一角に買い戻し (12月17日) 2025/12/17
- 後場の日経平均144円高でスタート、住友鉱や日立などが上昇 2025/12/17
- 日経平均は29円高でスタート、NECやファーストリテなどが上昇 2025/12/17
#日経平均株価の見通し材料 の最新ニュース
マーケットニュース
- 超高齢社会の救世主!1兆円超え市場「シニアフード」関連株に照準 <株探トップ特集> (12/18)
- 明日の株式相場に向けて=売られ過ぎ銘柄の戻りを取る (12/18)
- 18日香港・ハンセン指数=終値25498.13(+29.35) (12/18)
- 欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、欧州通貨買いが下押しも円買いは想定内 (12/18)
おすすめ条件でスクリーニング
三菱重工業の取引履歴を振り返りませんか?
三菱重工業の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。