日経平均は大幅高で5日続伸、米国株高を材料に38000円台を回復
米国株の大幅高や、為替の円安ドル高などを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。寄付きで37000円台を回復した日経平均はその後も上げ幅をじりじりと拡大。後場には8月1日以来となる38000円台も回復した。終わってみれば、200日移動平均線、25日移動平均線もともに上回って取引を終了。プライム市場の9割超の銘柄が上昇する全面高の展開となった。
大引けの日経平均は前日比1336.03円高(+3.64%)の38062.67円となった。東証プライム市場の売買高は18億7753万株。売買代金は4兆9974億円。全業種が上昇したなか、石油・石炭製品、電気機器、鉱業、非鉄金属、銀行業の上げが目立った。東証プライム市場の値上がり銘柄は93.2%、対して値下がり銘柄は5.4%となっている。
日経平均採用銘柄では、米ハイテク株が上昇したことから、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>など半導体関連銘柄が上昇したほか、フジクラ<5803>、古河電工<5801>など電線株も買われた。このほか、日立<6501>、TDK<6762>、三菱電機<6503>、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>が上昇した。
一方、メルカリ<4385>、電通グループ<4324>、東宝<9602>、日野自動車<7205>、住友化学<4005>の5銘柄のみ下落した。
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