日経平均は大幅続落、円高加速や金利低下に伴う金融株の下げが重しに
(FOMC)待ちで様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。9月NY連銀製造業景気指数が約1年ぶりに拡大域に回復し、ソフトランディング期待に支えられた買いにダウは上昇し過去最高値を更新した。一方、ナスダックは携帯端末のアップルの下落が重しとなり、終日軟調に推移し、まちまちで終了。
米国株まちまちのなか、為替の円高進行一服を受けて、連休明けの東京市場はやや買い物優勢でスタートした。日経平均は前営業日比小幅高で寄り付いたが、為替が1ドル140円30銭台と再び円高推移となったことが嫌気されて、輸出関連銘柄など主力株が下げ幅を拡大。米ハイテク株の下げも影響して半導体株が弱く、日経平均は36000円台を割り込む場面も見られた。売り一巡後は下げ渋ったものの、金利低下による金融株の下げなども重しとなり36200円台で取引を終えた。
大引けの日経平均は、前営業日比378.54円安(-1.03%)の36203.22円となった。
東証プライム市場の売買高は18億7458万株。売買代金は4兆2028億円。業種別では、保険業、銀行業、証券・商品先物取引業、電気機器、輸送用機器などが下落した一方、海運業、水産・農林業、陸運業、空運業、食料品などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は58.4%、対して値下がり銘柄は38.4%となっている。
日経平均採用銘柄では、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ソシオネクスト<6526>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>など半導体関連の下げが目立ったほか、りそなHD<8308>、第一生命HD<8750>、東京海上HD<8766>、野村HD<8604>、三井住友トラストHD<8309>など金融株も売られた。このほか、TDK<6762>、ディスコ<6146>、SUMCO<3436>、村田製作所<6981>などが下落。
一方、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>など海運株がしっかりだったほか、国内証券会社が目標株価を引き上げたことで住友化学<4005>が堅調推移となった。このほか、サッポロHD<2501>、ニチレイ<2871>、イオン<8267>、明治HD<
2269>など円高メリット銘柄の一角が買われた。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
村田製のニュース一覧- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反発、アドバンテとファーストリテの2銘柄で約94円押し上げ 2025/01/20
- 日経平均は大幅反発、一時39000円回復もトランプ2.0への警戒が重しに 2025/01/20
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅反発、ファーストリテとアドバンテストの2銘柄で約108円押し上げ 2025/01/20
- 後場に注目すべき3つのポイント~米国株高を受けて一時39000円まで上昇 2025/01/20
- 日経平均は大幅反発、米国株高を受けて一時39000円まで上昇 2025/01/20
#日経平均株価の見通し材料 の最新ニュース
マーケットニュース
- 「中国人富裕層」ビザ新設で変貌へ、春節前の高額消費関連株に刮目 <株探トップ特集> (01/21)
- 明日の株式相場に向けて=トランプ劇場でヘッドライントレード誘爆 (01/21)
- 本日の【新規公開(IPO)】仮条件情報 (21日大引け後 発表分) (01/21)
- 21日香港・ハンセン指数=終値20106.55(+180.74) (01/21)
おすすめ条件でスクリーニング
村田製作所の取引履歴を振り返りませんか?
村田製作所の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。