大引けの日経平均は前日比459.36円安の21810.52円となった。東証1部の売買高は16億0987万株、売買代金は2兆8253億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、保険業、建設業、鉱業、鉄鋼、石油・石炭製品が下落率上位だった。
個別では、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>など売買代金上位は全般軟調。新型iPhoneの販売減速懸念が台頭したことなどから、東京市場でもファナック<6954>、村田製<6981>、TDK<6762>、信越化<4063>といったハイテク株の下げが目立った。決算発表銘柄ではJDI<6740>、井関農<6310>などが急落し、業績下方修正のTATERU<1435>やMDV<3902>は売り気配のままストップ安比例配分となった。一方、通信子会社の上場が正式発表されたソフトバンクG<9984>は朝安後にプラスへ切り返した。資生堂<4911>もしっかり。10月売上高が好調だったMRO<3064>は6%超上昇した。中小型株では前日にストップ高を付けたブレインパッド<3655>が商いを伴って大幅続伸し、決算が好感されたGMOクラ<3788>はストップ高で東証1部上昇率トップとなった。
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